皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて、2015年最初のポストは、先日ポストした「2014/2015シーズン初滑り@苗場行ってみます」のご報告をさせていただきたいと思います。
いや〜、行ってきましたよ、苗場♡
マジサイコーでした。
シーズン序盤の12月下旬、2泊3日の家族旅行であるにも関わらず、メチャメチャ良い雪で滑りまくれちゃいまして、こりゃもう早めのタイミングでリピートしちゃうしか無いなと心の中では既に決定事項となっております。
【苗場マジサイコーポイント1:ゲレンデ目の前で家族も大満足】
2号館のファミリーツインというタイプの、更にゲレンデビューの部屋に泊まったんですけれど、これ、部屋とゲレンデの間が半端無く近くてマジサイコーでした。
ふと思いついて数えながら歩いてみたんですが、部屋を出てからエレベータホールまでが約10歩、ロビーフロアのエレベータホールからゲレンデ出口までが約30歩ということで、なんと合計40歩でゲレンデに出られてしまうという…。
部屋のちょうど目の前が第五高速リフト&第二ゴンドラ乗り場&WHISTLER Cafeでした。
部屋も結構広々で、洗面所もそれなりにちゃんとした感じ。
お風呂は別に広く無いですけど、まあ普通に使えます。
滑ってちょっと疲れたら、レストハウス行くより部屋に戻ったほうが近いもんで、食事も2泊3日の滞在中7食のうち半分以上の4食を部屋で済ませましたから。
ウチの嫁さんなんか、そもそも部屋でずっと過ごす覚悟で、各種食器類とかナイフはおろか、ご丁寧にテーブルクロスとナプキンのセットまで車のトランクに突っ込んで来まして、朝食後にひと滑りしたら、部屋に戻る帰りがけにホテルの下にあるピザーラでサラダ買ってきて、東京から持ち込んだパンとハムやチーズなんかでサンドイッチ作って、昼間っからビール飲み〜のシャンパンあけ〜ので、のんびり過ごして軽く昼寝なんかもしちゃってからおもむろにまた出てって午後のもうひと滑りという感じで。
子供たちが疲れたり飽きたりしても、一瞬で部屋に戻れる(というか勝手に戻っててくれる)ので、お父さん的にもノーストレスで滑りまくれて大満足。
滞在が4Fの部屋だったもんで、ゲレンデを滑ってる姿がホテルの部屋からきっちりチェックできちゃいまして、部屋にいる家族にこんな感じのビデオまで撮って貰っちゃったりして。
まるでスローモーションの動画のように見えますが、別に速度はいじってません。単に足慣らし的に「ゆっくり大きく」を意識して滑ってるだけなんですけど……。
フロントサイドのターンで板が完全に流れちゃってますね……。体が開きすぎちゃってるせいでしょうか。重心も高すぎますし、【スノーサーフィン道:あしたのために(その1)】あたりを参照しつつ、もっときっちりと板に乗り込んで丁寧に回していくイメージを固めて、本格的なシーズンインに向けてフォームを修正していきたいと思います。
樹脂製のグラス類も忘れずに東京から持参しまして、昼も夜もゲレンデ眺めながらビール&シャンパン&日本酒で散々飲んだくれて参りました。
※シャンパンのボトルが横になっているのは、空になったボトルをだらしなく放置しているわけではなく、気密性の高いキャップをはめたら、飲みかけのボトルでも横置きして冷蔵庫に入れておけるかをチェックしているだけです。
※そういえば、ちょうどこのとき「月曜から夜ふかし」の取材スタッフが来てましたが、何だったんでしょう?
【苗場マジサイコーポイント2:雪がサイコー】
これ、十分過ぎるくらいに分かりきってたことなんですが、苗場の雪はマジサイコーでした。ゲレンデ最下部で標高900mは伊達じゃありません。
下の方でもそれなりの雪質ですけど、ゴンドラ乗って1,800m近くまで上がったらもうキュッキュ言いまくりです。
天気にも恵まれまして、初日が気温低めの晴天で、長男のスノボ足慣らし&長女にちょいと初スキーをやらせて、移動疲れもあるだろうということで、とっとと切り上げさせてお風呂に送り込み、お父さん単独で2号館正面の第五高速3本、第二ゴンドラ2本滑ってとりあえず満足。
2日目は、恐らく気温10度超えくらいのかなり暖かめの晴天で、とりあえず朝一発目にお父さん単独で5〜6本滑ってから、インナー代わりのパタゴニアのナノパフダウンセーターを脱ぎ捨て、第四ゲレンデで家族皆でスキー&スノボの練習。
ひと通り滑ったところで第二ゴンドラに乗って一気に頂上近辺へ。
ゴンドラで上がった上にある筍平ゲレンデは初級者OKの緩斜面なので、ココで家族皆で2本ばかり滑ってから、コース脇のバフバフのパウダーエリアで子供たちを遊ばせつつ、(よく考えたら初めて)夫婦2人で滑ってみたりもしちゃったりして。
4歳の娘はこれが初スキーでして、僕が嫁さんのスキー板を借りて股はさみボーゲンで2本滑らせたんですが……。
これ、マジきつくないっすか……?
3本目はもう無理よ、っつーくらいに効いたんですけど……。
世のお父さんお母さんって、何気ないフリして結構スゴイことしてたんだなと感心させられちゃいましたが……。
ちなみにコチラが超久々のスキーの映像。多分高校卒業以来スキーは全く履いてないと思いますから、実に23年ぶりというコトになると思いますが、その割には「昨日も滑ったけど?」くらいの感じでそれなりに普通に滑れたような(ストックが無いもんで、タイミング取りのために変な上半身の動きをしちゃってる&変なステップターンみたいになってますが…。ちょっとやれば、まだまだ普通に滑れそうな気がします)。
板は嫁昨年末に嫁さんに買ってあげたSALOMON「24 HOURS LITE PRO」2013/2014シーズンモデル155cm。カービングスキーはちょっと乗っただけでも結構面白くて、やったらハマりそうな気はしましたが、ま、スノボの方が面白いかな。
3日目、最終日は打って変わって前日深夜から降り続く大雪。部屋で家族皆で朝食をとってから、それほど早くもない朝2くらいのタイミングでオヤジオンリーでゲレンデに出たんですが、第五高速にはまだまだノートラックのエリアがたくさん残ってまして、とりあえずココでひざくらいの心地良いパウダーを2本堪能。
その後第二ゴンドラに乗って上がりまして、コチラもこれまたノートラックエリアが十分に残ったMAX腰くらいのパウダー!!!
一昨年末ぶりのバフバフモフモフパウダーを、足腰立たなくなるまでタップリと食べさせていただきました(といーましても、所詮は40代のオッサンのシーズン初滑りですから、実際のところは、ゴンドラ2本、第五高速5本の合計わずか7本で完全にガクガクに言わされましたけど…)。
乗っているのはMOSS Snowstickの58PTという板。この板、昨シーズンの頭に購入したんですけれど、ちょうど昨年から長男がきっちりスノボをやるようになってきたこともありまして、実はバフバフのパウダーで乗るのは初めてだったんです。
昨年もコース脇に残ったパウダーなんかでは結構良い感じで乗れちゃってたもんで、正直言って、「そのくらいのゲレンデ脇的なのが一番あってる板なのかな」と思ってたんですが、今回のMAX腰くらいのバフバフパウダーの方が100倍調子良く、特に気張ったりしなくても、ピステンでリラックスしてグライドしてるのと全然変わらない感じでガンガンいけちゃって、
「マジでパウダーサイコー!」&「この板ホントサイコー!」
っつう感じでした。
ピンテールのルースな感じって、独特の味があって、コースや雪質とマッチすると絶妙な良さが味わえるんだな〜というのが、体ですっと実感できちゃった感じ。
【番外編:苗場マジサイコーじゃないポイント】
ここまでサイコーサイコー言ってますが、残念ながら、サイコーじゃないことも結構色々ありまして…。
まず、なんと言いますか、どうにも良い感じの表現が思いつかないので、思い切ってフォントを小さめにしつつストレートに言わせていただきますと、ホテルの従業員の方は、一部、ちとダメダメな感じの方がいらっしゃったような…。
若いコは結構しっかりしてて大丈夫なんですけど、年配のオッサンとかは完全に、
もうこれどうなの?
って感じでした…。
到着早々に4号館フロント端のリフト券売ってるカウンターで、どんなリフト券があるのかとかリフト券売り場の場所とかを色々聞いたときも、若い子はちゃんと丁寧に対応してくれてましたが、50代半ばくらいのオッサンは、「そんなの苗場のジョーシキでショー」みたいな感じで、何言ってんのか全然分かんなかったし…。
4号館入り口脇の荷物のクロークでも、ゲレンデにどこからどうやって出るのか聞いたら、やっぱり年配のオッサンに、「そんなの聞かんでもわかるでしょー、ご自分で看板でもなんでも見てチョーダイよ」みたいな感じの対応されましたしね。
高校時代まではイヤっつーほどスキーしてましたけど、いっつも合宿合宿大会大会で、コッチエリアはせいぜいみつまたまでしか来たことなくて、当然苗場なんか来る機会もなかったですし、全然分かんないんですよ。スンマセンね。
バイトなのか何なのか知りませんが、フロント周りにあんなの配置してるからホテルが廃れるんじゃないかな、とか思いましたが。でも、フロントにわざわざあんなバイト入れるとも思えないんですが、まさかアレが正規職員だったりする…の?
ゲレンデ側のチケット売り場の若い子はとってもちゃんとしてたし、外国からのお客さんにもカタコトの英語で一生懸命対応してたりして、とっても良かったと思うので、とりあえずアッチとコッチを入れ替えることをエクストリームリーにリコメンデッドしておきたいと思います。
あと、部屋の冷蔵庫も何だかなという感じ。
これね……。
突っ込みどころ満載過ぎてどうしたら良いかよく分かんなくなっちゃうんですが、そもそも「省エネスイッチ」っつー日本語自体がどうなのという…。
何かを「省エネにするスイッチ」って、実際にあるんでしたっけ? そんな便利なスイッチがあったら、いっつもソイツをオンにしてけば宜しいのでは無いかと。
んでね…。
なんか冷蔵庫の冷えがあんまり良くないので、
「省エネスイッチがオンになってるからかね?」
ということで、コイツをオフにしてみたんですよ。
そしたら、更に効かなくなって、というか、全く冷えなくなっちゃったんです。数時間たったら完全に常温ね。昼にこのスイッチオフにして、夕飯前に一杯やろうと思って冷蔵庫からビール取り出したら超ぬるくなっててメチャメチャ不快だったよ。幸いなことにゲレンデまで40歩だから、雪取ってきて冷やしたらあっという間にまた冷えたけどね。
んで、よく見たら、英語の方、
”POWER SWITCH”って書いてあるジャン?
これ、「省エネスイッチ」じゃなくて、単なる「電源スイッチ」なんじゃ無いんでしょうか…? そりゃ、オフにすりゃ冷えなくなるよね。
…バカなの? ニホンゴワカリマセンカー?
まあ、僕も、上はニホンゴの「省エネスイッチ」を読んでおきながら、下はエイゴの”ON”/”OFF”の方を読んでるんだから、こっちもこっちでアレなのかも知れませんが、何せ下のニホンゴの方は、「運転」と「省エネ」でしょ?
『省エネスイッチを運転にする』と、『省エネスイッチを省エネにする』って、どっちにするとどうなるのか、いくら考えてもどうしても分からなかったので、思わずコッチはエイゴの方を読んで、「あ、省エネスイッチをオフにしてみれば良いのかな」とか思っちゃいまして…。
その他にも、クリスマスプレゼントで娘にあげたアナ雪のダウンベストにバスルームで防水スプレーかけて、その直後がチェックアウトだったもんでバスルームに掛けたまま忘れてきちゃったんですけど、東京から嫁さんが電話で問い合わせたらあっさり「アリマセン」とか即答されて、嫁さんも僕も、間違いなくバスルームに置いてきたの分かってたんで、もういっぺん今度は僕が電話掛けて強いトーンで「絶対にあるはずだからちゃんと探してくれ」って言ったら、すぐに折り返しでかかってきて「アリマシタ」って…。
別件で、コネクティングルーム(4人部屋+2人部屋がつながってる部屋)の一泊正規料金を問い合わせたら、「58,628円です」って言われまして、「へー、思ったより安いんだな〜」と思って、その後ホームページを見たら「117,255円」って書いてあって…。
おかしいなと思って再度問い合わせたら、「コネクティングのうちの1部屋分の料金をお伝えしました。2部屋セットしか予約できないので、実際に泊まる際には117,255円お支払いいただくことになります(『当たり前でしょ? 何が疑問なワケ…?』 みたいな口ぶり)」とか言われまして…。
コレはちょっと(というか、かなり)分かりづらいのでは? と思ったので、「それ、初めて泊まるお客さんとかだと58,628円で泊まれると思っちゃうかも知れないので、もう少し説明を付け加えるようにした方が良いような気がしますよ」とコメントしたら(オッサンはこういうトコロが嫌われるんでしょうが)、
(半笑いで)「あ〜、もしかすると、そういう勘違いをされちゃう方も”中には”いらっしゃるかも知れませんね〜(『そんなアホンダラ、オマエくらいだろうけどな』という心の声が確かに聞こえたような…気がしましたが…。被害妄想かな…?)」
とか言われちゃったりして…。
100人中99人には正しく伝わったとしても、1人に正しく伝わらなかったら、今後のためにその部分を改善しておくのが「お仕事」っつーもんの基本だと思ってましたが、齢40過ぎにして久々に目からウロコ落ちまくりの衝撃体験をさせていただきました。ありがとうごぜーました。
貴ホテルに於かれましては、ここらで、サービス業の何たるかを、現場から経営層まで一緒になってもう一度考えなおしてみたほうが良いと思いまーす。
何か【サイコーじゃないポイント】の方が長い感じになってきちゃったので、今日のトコロはこんなもんで勘弁しておいてあげたいと思います。でも、このアタリ差っ引いても、ロケーションと雪質だけで十分に合格点が出せると思うので、今後も苗場は安泰なんじゃないかなぁ。
僕も是非もういっぺん行きたいと思ってますしね(これは嫌味じゃなくて、ホントに、今シーズン中にリピートするつもり)。
帰りも関越では大した渋滞にもハマらず(練馬〜都内環八ではきっちりハマりましたけど)、とりあえずのところはまずまずのシーズンスタートを迎えることができたいのでは無いかと。
一晩降り続いた雪のお陰で、駐車場の愛車・マグナムちゃんは完全に雪に埋もれてました……。
次はどこ行こうかな…。
今回あんまりにも楽しかったもんで、もう、すぐにでも行きたいとこなんですが、まあ3連休はとりあえず南方面でサーフィンかなと(初乗りは1月2日に完了済み。霜の降りた鵠沼で入ったんですが、珍しくそれほど混雑もなく、セット胸くらいのクリーンな波で楽しませて頂きました。ありがとうございました)。
天気図マメにチェックして、間隔の狭い等圧線が日本海側の海岸線に対して垂直に立ったような、いかにも大雪が降りそうな日を見つけて、湯沢中里アタリでも狙ってみましょうかね。
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