【デュアルSIM自動切り替え計画】実行その1 まずXperia M dualのRoot取っちゃうよ

さて、先日、嫁さんのデュアルSIM携帯 Xperia M dualの2つ目のSIMスロットに挿しているデータ通信用SIMをIIJmioからBB exciteモバイルの「SIM3枚コース」に切り替えたことによって、めでたく僕の携帯の2つ目のSIMスロットにもMVNOのデータ通信専用SIMを挿せるようになったわけですが、これ伴いまして、ここらでいっちょ長年の懸案となっていた

デュアルSIM携帯の2枚のSIMの自動切り替え

≒夢の3G同時待ち受け(擬似)

にチャレンジしてみようかなと。

 

今まで考えていたのは、TaskerやxShortcutなどを使って定期的に自動でSIMの切り替えを実行させる方法でして、実際のところは「デュアルSIM設定」というイレギュラーなものを上手く扱えるタスクは標準では当然用意されていないので、デュアルSIM設定のクラス名などの情報を何らか入手して、そこをintentで呼び出して操作するようなカスタムショートカットを作成するしか無いかなと思ってたんですが…。

タスク自動化androidアプリTasker タスク自動化androidアプリxShortcut
 

ちょっと考えただけでもあんまりにも面倒くさそうで、完全に放置しとりました〜!

だって、ねぇ…。仕事じゃないんだから、そんなことまで出来ないかな…とか…?

 

でね。

もうこのまんま、使うときにその都度しこしこSIM切り替えれば良いかな、とか思ってたんですけれど、ちょっとこの間Playストア覗いてたら、こんなん発見しちゃいまして。

HiroMacro Auto-Touch Macro

こちらHiroMacroと言いまして、まあ、TaskerやxShortcutと似たようなアプリなんですけれど、動作を記録させてそれをショートカットにできるんですよ(TaskerやxShortcutも似たような機能はあるんですが)。

これでデュアルSIM切り替えの画面を呼び出して記録して、定期的にSIM切り替えを動作させるショートカットを作成して運用してみようかなと(ざっくりですが、「(1)SIMが通話用SIMになっている(2)通話中でない」という2つの条件を満たすときに、「1時間に1度の間隔で」「データ通信用のSIMに切り替えて、LINEやメールや通知関係のチェックを走らせてから、3分後にまた通話用SIMに戻す」的なタスクを作れば良いのかなと)。

 

でも、どのアプリを使うにしても、

SIMの操作をするにはRoot化が必要

なんですよ。

”SIM”っつう携帯の根幹部分をアプリ上から操作しようという話ですから、何にせよRootが必要なのは当たり前といえば当たり前ですかね。

まあ、とりあえずRoot取っとけば、上記のアイディアでダメでも、「デュアルSIM設定のクラス名」とかを確認するのに役に立つとは思いますので、そしたら次善の策として元々考えていた「intentで呼び出す案」に切り替えても良いですし。

 

前置きが長くなりましたが、っつーことで、

Xperia M dual、Root化することにしました。

まあ、買ってもう半年以上は経ちますから、さすがに初期不良も無いでしょうし、とりえあず僕の携帯でRoot取って2枚のSIMの自動切り替えまでやってみて、上手く行ったら嫁さんの携帯もRoot取ろうかなと。

 

こんな感じでRoot取れます。

【Xperia M dualのRoot化のやり方】


 

1.USBデバッグをEnableにする&不明なアプリを許可する。

Xperia M dualのRoot化 開発者向けオプションを有効に

 

2.以下の必要なファイルをダウンロード

tr.apk

UPDATE-SuperSU-v2.37.zip

remountrebootfix.zip

 

3.上記のファイルを解凍して携帯の外部SDなりにコピー(あとで気がつくんですがが、install.batは別にコピーしなくても良かったですな…)。

Xperia M dualのRoot化に必要なファイルを解凍して外部SDにコピー

 

4.順番にインストールを実施します。

(1)towelrootを走らせてRootを取得。

ESファイルエクスプローラでtr.apkを置いたフォルダに行きます。

Xpreria M dual Root化1_1 必要なファイルを外部SDの中にコピー

 

tr.apkをタップしてインストールを実行。

Xpreria M dual Root化1_3 towelrootをインストール1

警告が出ますが、スルーで。

Xpreria M dual Root化1_4 towelrootをインストール2

 

インストールが完了したら、

Xpreria M dual Root化1_5 towelrootをインストール完了

 

アプリを起動して、”make it ra1n”。

Xpreria M dual Root化1_3 towelrootでmake it ra1n

これにてひとまずRoot取得完了。完了後端末が再起動します。

 

(2)続いてSuperSUのインストール。

同じくESファイルエクスプローラーでSuperuser.apkを置いたフォルダに行きます。

Xpreria M dual Root化2_1 superuser apkをインストール

 

Superuser.apkをタップしてインストールを実行。

Xpreria M dual Root化2_3 superuser apkをインストール3

Xpreria M dual Root化2_4 superuser apkをインストール中

Xpreria M dual Root化2_5 superuser apkをインストール完了

 

インストール完了後、SUバイナリのアップデートダイアログが開くので、アップデートを実行。

Xpreria M dual Root化2_6 superuser SUバイナリのアップデート実行1

「通常」の方を選びます。

Xpreria M dual Root化2_7 superuser SUバイナリのアップデート実行2

これにてSuperSUのインストールも完了。

 

 

(3)で、最後の仕上げにinstall.batを起動…と。

ん? ナニコレ、bat……?

Xpreria M dual Root化2_7 superuser SUバイナリのアップデート実行2

っつーことは……。

Windowsが必要ですな……。

 

Macbook Airを購入してからというもの、ほぼ触ることのなくなっていたToshiba NB100HNL、一年ぶりくらいで起動しましたよ……。

Xpreria M dual Root化3_1 batファイルがあったので久々東芝NB100を

Windows XP、超懐かしいんですけど…。

 

携帯をUSBで接続してから、install.batファイルをダブルクリック。

Xpreria M dual Root化3_2 install_bat

 

オプションの選択が必要になります。SuperSUを使用している場合には”1″を選択。

Xpreria M dual Root化3_3 install_batを起動して1を選択

Xpreria M dual Root化3_4 進めていくと

 

進めていくと、何度か端末側の操作を求められるダイアログが出ますので、その都度端末側で必要な操作をタップ。

Xpreria M dual Root化3_5 何度か端末側の操作が必要

Xpreria M dual Root化3 install batちょいちょい端末側の操作

 

インストール完了です。

Xpreria M dual Root化3_6 全てののroot0化作業が完了

 

これにて、Xperia M dualのRoot取得に必要な作業は全て無事完了。ということで、ちょっと長くなりましたので、本日はココまでで勘弁していただこうかなと。

この続きは「その2」として、いよいよ、デュアルSIMの自動切り替えタスクを作成してみたいと思います(ウマく行くかどうかは知りませんが…)。

※ちなみに、せっかくRoot取ったから、アプリを外部SDに移動させて内蔵SDの空き容量を大きくしようとしたら、4.0以降はApp2SDとかではアプリの外部SDへの移動ができないようになってしまったんだそうな…。そういえばそういう話ありましたな…。最近買ったAndroid端末、Root取ってなかったから忘れてました。いろいろ調べたところ、GL to SDというアプリで出来ました。

android4.0以降で外部SDにアプリ移動ができるアプリGL to SD

Root必須です。

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