さて、今年の冬は嫁さんも娘もスキーをすることになった我が家ですが、嫁さんは大人ですから放っておいてもなんとかなるでしょうし自分のコトは自分でやっていただくとして、問題は娘にどうやってスキーを教えるかです。
ネットで調べた限りでは、
ともかく楽しくやる
というのが最大のポイントらしく、
- 天気の良い日を選ぶ。
- 単純に滑ることの面白さをメインに。
- 疲れるようなことはさせない。斜面を歩いて上らせたりもしない。「起き上がる練習」とかも当然やらない。
- つーか、そもそも「教える」みたいなことはしない(でも個人的には、「安全な転び方」だけは教えておいたほうが良いような気はします)。
- 「緩い斜面で直滑降」でOK。
- ともかく褒める、絶対に叱らない。
僕は大学も運動部所属だったせいか、子供に接するときもちょいスパルタ的な感じが出てしまうことがありまして、特に男の子である長男に対してはそういう傾向が出がちなんですが、
そういうのはダメよ
ということだったんですね〜。
そう言われてみれば、一昨年、当時4歳の長男にちょこっとスキーをやらせてみようとしたとき、開始10分くらいでいきなり「疲れた」とか言って音を上げたので、
立てっ!立てなきゃ這ってでも進め!
半日レンタルで何千円か払っとんじゃ、
元取るまでやらんかおんどりゃーっ!
みたいな感じでいきまして、結果そのままその年のスキーは目出度く終了と相成ったような記憶がございます……。
逆に、昨年同じ長男に本格的にスノーボードを教え始めたときは、かなりスムーズに楽しみつつステップアップすることができまして、年齢的に1歳お兄ちゃんになったというのもあったとは思うんですけれど、ナイロンベルトでDIYしたコーチングベルトみたいなのを使ったのが良かったのかなと。
これを使用して、平地の移動も引っ張ってあげたり、滑る際もスピードを親がコントロールしたりできたお陰で、いちいち板を外して歩いたり、暴走して怖い思いをしたりということもなく、スノボの楽しい部分のみを濃縮して味あわせてあげることができたような気がします。
生まれて初めてのスノボ@志賀高原 高天ヶ原スキー場の下の方。
緩斜面といえども滑る楽しさは一緒。転ばずにスルリとスムーズにグライドできたりしたら、
“WOOHOO!”
てな感じになっちゃいます。
引っ張るお父さんは多少疲れますが、いちいち板を外したりしなくて良いのでその分は親も楽ですし、ともかく沢山滑らせることが出来ますしね。
多少滑れるようになってきたら、リフトに乗って上から。
おもいっきり転んだところで大して怪我なんかもしないと思いますので、あまり過保護にならずに放置して転びながら練習させたいところではありますが、子供といえども、全速力で人に突っ込めば怪我をさせてしまう可能性は十分にありますので、最初のうちはこうやって親がコントロールしながら練習させるのが無難かなと。
ちなみにスキー場は昨年イヤになるほど繰り返し通ったふじてんスノーリゾートです。つまんないスキー場でしたが、確かに子供のトレーニングをするのには向いてました。
そういえば、今どきはボーゲンの練習が簡単にできる、こういう便利なもんがあるらしいですな。
コンケストの「トライスキー」という製品。多少滑れるようになったら、やっぱこういう便利グッズは積極的に使って行った方が良いのかなとか。
こちらは上のものよりももう少しお安いタイプのもので、「スキーバンジー」という製品。
上のコンケストのは「スキーの先端から 1.0 cm下部の幅が 70 mmまでのスキーに対応」とのことで、最近のノーズがファットなタイプのスキーや、プロテクタ付きのものには対応していない(いまどきの板は大抵の場合、キッズ用の板でもノーズ幅が8〜10cmくらいはあるので)ようですが、そういうスキーでもこちらなら大丈夫だそうです。
それにしても、娘のヤツはともかくワガママですからね…。
まずは、きちんとオヤジの言うことを聞かせられるかどうかがキモですな……。