いよいよ今晩(日本時間9月10日午前2時)、iPhone6とiWatchが発表されると言われておりますが、数年前から完全にAndroid派であり、現在の携帯はXperia M dual、タブレットはNexus7、iOSものは第3世代iPod Touchと初代iPadを未だに愛用し続けておりますアテクシ、
正直言いまして、全然興味が湧きません……。
なんつーか、iOSって、もう随分前から完全に進化止まってません?
そりゃ、どんどんとアップデートが繰り返されてるのは確かなんですけど、別に買い替える必要があるほどの変化が起きてるとも思えず、枝葉の機能を追加してゴテゴテと重くして、んで、今までのスペックじゃ動かないからハードを高性能にして、という繰り返ししてるだけと言いますか何と言いますか…。
そんなことしないで、iPhone 3GSアタリを、現在の高スペックなハードに置き換えて再リリースしてくれればそれで十分なんですが。
んでね。
iWatchですよ。
これ、永江一石さんという、本業Webコンサル兼年配サーファーの御大にも、
なんつー、辛辣なことをシレっと言い放たれちゃってたりして。
イヤ、ホントその通りで、時計って結局はファッションアイテムなわけであって、スマホ的なガジェットが腕に巻き付いてても、それだけじゃ誰も嬉しくないんじゃないかな…なんて、思ったりしますが……。
最終的には、こんな感じになるとか言われてるんですかね。
なにこれ、マジでダサくない?
どっちかっつーと、このVENESTUDIOのコンセプトモデル的なアレだったら買っても良いかも。
あくまで見た目重視のおもちゃ的感覚で、機能最小限で良いので価格は思い切って7,500円とかで。
こんな好き放題に言ってる僕ですが、海に入るときには腕時計してます。
NIXONのTHE PRODUCERというモデルの腕時計で、12〜3年くらい前にカリフォルニアにサーフトリップに行ったときに買ったもの。
週末、海入ったら、常にコイツで時間確認してますから。
っつーても、セット間隔とかチェックしてるわけじゃありません。
じゃ、何してんのかと言いますと、単純に現在時刻をチェックしてるだけでして…。
だって、週末に家族ホッポッて海入ってるお父さんとしては、朝は5時位から入水して9時位には海から上がって、大急ぎで着替えて車に乗り込んで、遅くとも11時位には帰京して自宅でコーヒーでも飲みながら家族サービスに勤しまなきゃならないわけで、時計ってホント大事なわけですよ。
ただね…。
どーせだったら、タイドグラフくらいついてると、大潮だから今日はちょっとは期待できそうかとか、潮の満ち引きで、何となくこの後波がどうなりそうかとか、そういう情報が手軽に手に入って嬉しいかな、とか思うこともありまして。
だから、もしもiWatchが100m防水で、タイドグラフと、波情報、風情報、ついでに波の周期情報くらいをまとめてウィジェットで表示させたり、GoPRO Appとかを動かせたりするっつーんだったら、そりゃちょっと欲しいですな。
当然デザインは、上のVENESTUDIOのコンセプトモデルに似た感じに仕上げてね。
まあ、そんなの今のAppleには間違いなく無理だと思うので、別口で良い感じのタイドグラフ付きの時計でも探そっかな、と思ってたら…。
見つけちゃいましたよ!!!
こちら、Rip Curlが10月に発売するSEARCH GPSという時計なんですが、主張しすぎないシンプルなデザインがかなり良い感じじゃ無いですか?
全世界1,360箇所のタイドグラフが登録されてますので、国内外問わず、どこにサーフトリップしてもOK。第一の目的は十分すぎるくらいに達成できちゃうわけですが、それだけじゃないんです。
この腕時計、内蔵されているGPSを使って、いつ、どこで、どんな波に乗って、そのときの速度が時速何キロで、ライディングした距離が何mなのか、なんつーことが全部細々と記録できちゃうんだそうで。
そしてそれらのデータは自動的にクラウドにアップされまして、記録として残しておけるとともに、インターネット上でシェアできちゃうんだそうで……。
ちょっとココらへんはよく分からないところもありますが…。
どうやって使うの?
先週のチョープー、
ミック・ファニングとオーウェン・ライトが
マジやばくってさ〜。
っつー、リア充自慢をせいということなのでしょうか…?
嫌われたりしない?
そもそも、人知れず割れる良い波を発見しても、せいぜい極小数の知り合いだけに教えて、
知らない人とはできればそこで出会ったりしたくないよ
というのが、全世界のサーファーに共通するベリーべリーナローマインデッドにして、この世知辛い現実社会においてにピースフルに過ごすための極意なのでは無いかと思うのですが……。
でも、一応セキュリティセッティングで共有範囲を色々設定できるようなので、身内的なグループを幾つか作って設定しておけば大丈夫なんですかね。
「北千葉の辺鄙なポイントでふと極上のサンドバーを発見して1人でストークしてたら、久しく会ってなかった先輩と2年ぶりにそこで合流」、みたいなこともできちゃうのかな。
まあ、ここらへんの使い方はちょっと難しいものもあるのかもしれませんけれど、なんつーか、サーフィン/サーファーの波情報の共有って、「今日は◯○公園の周りを3.5キロ走りました」みたいなのとは少し毛色の異なる独特の世界がある気がするので、ポイントを押さえつつ上手くチューニングしていくことができたら、「ウェアラブル端末の新たな世界」みたいなのを作り出していく取っ掛かりにできる可能性もありそうな気もします。
問題は価格だな…。
コイツ、なんと400ドルで売りだされる予定らしいんですが、果たしてこんなよく分からないものに400ドルも出して罰とか当たらないですかね?
っつーか、Rip Curl大丈夫なんでしょうか。あんたんとこの2mm×3mmのジャーフル、トラッセルズ近くのアウトレットで80ドルとかで売ってなかったっけ? そこらの貧乏臭いサーファーが、それ5着分ものお金まとめて持ってるとか本気で思ってんの?
単なるタイドグラフ付きのサーフウォッチとしてはあまりに高価すぎるし、やっぱ、iWatchが100m防水になってくれるのを待った方が良いかな……。
※その後ちょっと思ったんですが、これ、スキー/スノボーするときに使ってみたりするのも良いかも。定まったコースの無いバックカントリーに入るような人はもとより、普通のゲレンデでも、どのコースをどういうラインで滑ったのかとか、直滑って最高速チャレンジとかしてみたりするのも面白そうですし、シーズン通しての全ライディング記録が手軽に残せちゃったりするわけで、後で見返したりするのも結構楽しかったりするかなと。
もしかしてもしかすると、買っちゃうかも…?
( Photo #1 via reddit ,#2 via VENESTUDIO , #3©haikaiold.com , #4-8 via Rip Curl SEARCH GPS )
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