パタゴニア ナノパフジャケットの擦り切れと修理

一昨年買った自分の中での大・大・大・大・大ヒット商品に、パタゴニアのナノパフという素材のジャケットがあります。


このジャケット、一見薄手のダウンセーターのような感じなんですが、中のインサレーションがダウン(羽毛)ではなくナノパフという化繊素材になってまして、ともかく使い勝手が良いです。


確かにダウンセーターよりも若干温かさは劣るんですが、ともかく軽い(保温力も、関東だったら真冬もコレ一枚で過ごせてしまうくらいで、雪山に登るとかでなければ十分なくらいの力はあります)。

山に行く人が携行用に丸めてみたところ、同じサイズのダウンセーターの3/4くらいのサイズになったと言ってましたし、実際、着ていることを感じさせられないくらい薄くて軽いのに、とても温かい。

この軽さと温かさのバランスが絶妙といいましょうか何といいましょうか…。



僕の日常生活の中のワンシーンを使ってその魅力を説明してみますと、例えば真冬の1月の朝5:30、海に向かうために車に乗り込むと車内は当然零下なわけです。

キンキンに冷えた車内が暖房が効いて暖まるまでには普通に20分くらいかかるわけですが、そのあいだに首都高に乗ってしまうことになるわけで、ナノパフジャケットを入手するまでは、上着を重ね着してゴワゴワ状態で肩こり気味になりながら目的地まで運転し続けてました(高速運転中にコートを脱いだり出来ないので)。

でも、このジャケットを手に入れてからは、0度程度の寒さならこれ一着で十分防寒できるので、身軽に海に向かえてます。


しかもこの薄さがまた絶妙に使い勝手を良くしてくれてます。

上記の様にアウターとしても着られるんですが、そもそも「ダウンセーター」のナノパフ素材版なわけで、しかもダウンのものよりも更に薄くて軽いので、当然「セーター」、つまりインナーとしても着られるわけです。

ジャケットやレインコート的なものの下にも普通に着られるので、重ね着のバリエーションもかなり柔軟にできます。


その他にも、ダウンと比べて湿ってもゴワゴワにならなくてメンテナンス性が良いとか色々メリットがあるんですが、冒頭からいきなりかなり熱く語ってしまったので、とりあえずのところはココらへんにしておこうと思います…(以前からナノパフを絶賛したくてしょうがなかったので熱がこもってしまいました…。すんません…)。


で、なんで唐突にこのナノパフジャケットの自慢をし始めたかと言いますと…。

擦り切れてきちゃったんです…。


上記のように、2シーズン、かなりのヘビーローテーションで使い倒したところ、ジャケットのサイドの裾が擦り切れてきちゃいまして…。

パタゴニア ナノパフ ほつれ1

リサイクル・ポリエステル100%のシェルが擦り切れて、中のナノパフ素材が見えてきてしまってます…。
パタゴニア ナノパフほつれ2


とっとと修理に出せば良かったんですが、生来のものぐさが祟りまして、急に寒くなってきたこの時期まで放置しちゃってました…。


で、先日パタゴニアの店舗に修理に出しに行ったんですが…。


パタゴニアの店員さん「すいません…。実は今、修理が非常に立て込んでまして、今(10月上旬)にお預かりしても、修理の上がりが年明け位になっちゃいそうなんです…。すいません…」

という残念なお言葉を頂いてしまいました…。

1月上がりでも良いかなと思ったんですが、それはやはり不都合があろうか?というコトで悩んでいると…。


パタゴニアの店員さん「ナノパフって細切れでなく一塊の素材なので、多少穴が空いていてもダウンみたいに中身が出てきちゃったりはしないんですよ…」「修理が立て込んでいて本当に申し訳無いんですが、とりあえずそのまま使っていただいても問題ないと思います。ほつれの部分が気になるようだったら市販のダウン修理キットでシェルを直してご使用頂いて、春先に修理に出して頂くというのはどうでしょう…?」

という説明と提案をいただきました…。


んで、よくよく考えたら、そもそもパタゴニアに修理に出しても、擦り切れた部分に同素材の当て布をしてくれるだけなはずなので、じゃあ自分でやっちゃうか、ということで、自分で修理してみることにしました。

早速ネットでシェルの修理キットを探して購入。


透明と黒(僕のナノパフジャケットは黒なので)、両方あったんですが、価格が300円以下と安かったので、とりあえず両方買っておきました。

修理キットは近日中に届く予定なので、その際の様子はまたアップさせていただきたいと思います。


そういえば、パタゴニアでトートバッグ衝動買いしました…。
パタゴニアのトート1

なんかシンプルで可愛らしかったもんで…。


ちなみに、日本のパタゴニア直営店の店員さんには申し訳ないんですが、パタゴニア製品って、コストコやAmazonだと相当安く買えますよね。

ナノパフにしても、日本の直営店だと27,300円で売られてますが、コストコやAmazonでは普通に1万円台で売ってます。

何故こんな大きな違いがあるのかといいますと…。

そもそも日本の直営店が、海外の直営店に比べてめちゃめちゃ割高で売られてるからなんですよね…。

パタゴニアのUSサイト(通常では日本からアクセスしようとすると日本のサイトに飛ばされますが、URLを直打ちすればアクセスできます)で確認すると、日本で27,300円のナノパフジャケットはアメリカでは199ドル≒16,000円で売られますから…。

なので、並行輸入品だと相当安く買えてしまうわけで…。

Amazonも結構頑張っていて、直営店よりはかなりリーズナブルな価格で出ているものがありますので、興味が有る方はチェックしてみてください。


※後日談:届いた修理キットで実際にナノパフジャケットの修理をしてみました。その際の模様はコチラで。

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1 Response to パタゴニア ナノパフジャケットの擦り切れと修理

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