今回と次回は、バルセロナで行った、ガウディ建築のもろもろを、写真とGifでお送りしたいと思います。
まず今回は、カサ・バトリョ。サグラダ・ファミリアは次回。
8日間のバルセロナ滞在中、4日目と5日目は、カサ・バトリョとサグラダ・ファミリアの予約を入れておきました。
ともかく、こういったところは朝早いほうが人も少なめで、落ち着いて見られるよ、ということで、カサ・バトリョは8:45、サグラダ・ファミリアは、残念ながら朝早めの時間が取れなかったので、全体の入場12:00、加えて生誕のファサードのタワーに12:45に上がれるチケットを予約。
今回宿泊したホテルは、カサ・バトリョのあるグラシア通りを、カサ・バトリョから北側に4ブロックほど行ったディアゴナル駅のすぐ近くで、カサ・バトリョまでは歩いて10分ちょいくらいの場所でした。
少し早めに行こうかなということで、ホテルを8:15くらいに出て、てくてく歩いていきます。
「こういう施設あるある」かなと思うのが、「予約の時間に行くと、すでに長蛇の列&とっくに入場開始してる」です。
予約時刻の15分前につきましたが、8:45の入場チケットを持っている人の列に、すでに15人くらいは並んでました。
入るとまずは、動く歩道みたいなのに乗せられて、ガウディの幼少期〜の紹介、みたいなのが始まります。こういうのがあると知らなかったので、びっくりしてあまり頭に入ってきませんでした。
本格的に建物に入っていくと、まず最初に、壺。
そして「ドラゴンの背骨」。階段の手すりです。なんか、ここでずっと何枚も写真撮影してる親子がいて、通って良いのか、どうしたら良いか、迷いました…。
階段を上がった先が、「サロン」と呼ばれる、リビングに繋がる前室なのですが、その入口は、こんな感じのホールになってます。
鱗のような模様の入った、曲線のみで造られた壁と天井。
サイドには、壁をくり抜くように造られたベンチと暖炉。
サロン。窓から、外の流線型の柱なども見ることができます。
カサ・バトリョの作り、外から見ても全然わからないんですが、内部は、こういう感じの吹き抜けになってます。
上に行くほど、壁の青いタイルの色は濃く、そして、吹き抜けに面した窓は小さく(下ほど大きく)なっているんだそうです。これは、天井から入ってきた光が、同じように各フロアに入り込むことを考えての設計なんだそうで。
窓の下には、換気用のスリットが入っています。
スリットは、天候などに応じて開閉できるようになっています。このスリットと窓によって、この吹き抜けを通して、採光と換気の2つの機能を実現しているのだそうです。
外から(というか、中に入っても最初は)わかりませんが、吹き抜けは2本あり、その間にある階段(とエレベータ)で上がっていくような作りになってます。
確かに、最上階近辺は、タイルの青が、かなり濃く、色鮮やかになってますね。
最上階(屋根裏?)にある、アーチ構造の白い部屋と、ランドリールーム。
屋上。
途中のフロアに展示されていたオブジェ。綺麗でしたが、なんなのかはよくわかりませんでした。
勝手な想像ですが、上に行くほど青が濃くなっているあたりとか、細い棒状のものが組み合わさって出来上がったこの縦長のシルエットとか、カサ・バトリョをイメージしたオブジェなんですかね?
最上階には、カサ・バトリョに関する紹介、説明やCGアートの展示がされている部屋もあり。
このCGアートは、ずっと見てましたが、結局良くわかりませんでした。
なんか、「カラフルなカサ・バトリョが、だんだん崩れて、最後は海になる」みたいな感じのです…。スミマセン、なんか、ちゃんと説明できなくて…。
あとは、最後に、地下にある”THE CUBE”という、壁も天井も床も、全部がスクリーンになっている施設で、カサ・バトリョをテーマとした没入型の360度映像作品みたいなも見られます。これ、意外と面白かったです。
大まかにはこんな感じで、建築とか芸術とかに造詣が深くない我々親子は、「とてもきれいだなと思いました」という、小学生並みの感想くらいしか口から出てこないのですが。
続きます。