そして出発。
20:45成田初の吉祥航空で上海まで行き、上海からエアチャイナでミュンヘンへ。
初っ端の中華系航空会社の上海トランジットが、今回の旅行で一番「やばいかも…」と思ったところだったかも知れないです。
そもそもが、別会社間のトランジットなので、スルーチェックインできないだろうな、とは思っていたのですが、当日成田でチェックイン時に確認したところ、やはりスルーチェックインはできませんでした。
荷物について出発前からあらかじめ一つ考えていたのが、ヨーロッパを転々とする旅行中、何回か乗る飛行機で何度も荷物を預け入れすると、1度でもロストバゲージがあったらかなり困るから、ということで、僕も息子もバックパックに最小限の荷物8kgを詰め込んで、荷物は機内持ち込みできる荷物だけにするようにして出発。
こまめにコインランドリーに行けばいいでしょ、ということで、服は4日分。あとは、洗面用具と、PCとか、息子は学校の宿題とか。
でも、この荷物の軽量化が、かなりGoodな結果につながりました。
(とりあえず上海到着)
上海についたら、スルーチェックインできてないので、
1度中国に入国して
→そこで次のエアチャイナにチェックインして
→再び出国
という段取りなのですが、トランジットの時間が2時間半くらいしかないので、結構ギリギリ。
入国審査のカウンターがめちゃくちゃ混んでて、ここで1時間くらいは待たされ、残り1時間半。
上海空港結構広くて、エアチャイナのカウンターにたどり着くのに20分くらいかかり、無事チェックインして、残り1時間。
(上海空港、広いんすよ〜)
まあ、チェックインもしてるから、これでもう置いてかれはしないでしょ、と一安心しつつ、セキュリティチェックのゲートに向かったら、これまた、めちゃくちゃ並んでます。
現地時間の深夜1時前とかなのに、なぜ?
皆さん、同じような事情で、トランジットのために入出国させられてたんですかね?
正直セキュリティ通過するだけで余裕で1〜2時間くらいは掛かりそうな感じで、
「2024夏、終わった…」
と思いました。
19日の日程の、2日目(しかも早朝)に入ったばかりで終了するとは、悲しすぎる…。と悲壮感溢れた感じで呆然としていたら、ゲートに並ぶ長蛇の列の脇の「ファストレーン」のとこのあんちゃんが、
「こっちこい!!!」と怒鳴りつけてきます。
言われるがままにそちらによって行ったら、
「チケット見せろ!!!」と。
チケット見せたら、
「お前ら、そのまま並んでたら旅行終了しちゃうから、こっちから行け!!!!」
と、ファストレーンに入れてくれました。
まさに
ネ申
おかげで間に合いましたよ。搭乗開始まで30分くらいのんびりできたかな。荷物の預け入れしてたら、それだけでもうアウトになってたかも知れません。8kgの荷物しょって走るの、結構たいへんではありましたが、でも、もっと重いスーツケース持ってたら、やっぱ間に合ってなかったかも?
ちなみに、僕らの後ろにいた奴らが、「わしも、わしも、わしらも通しとくれ〜!!!」とついてきましたが、その方たちは、チケットを確認され、
「お前らはあっち並べ!!!!」
と、戻されておりました。
続きます。