Nexus7の音声入力、音声操作で音楽を聞いたりメモを作ったりしてみた

Nexus7を買ってから、結構活用しているのが「音声入力」です。

Nexus7 音声入力


Android2.2以降は音声入力ができますので携帯(HTC Wildfire)でも使ってたんですが、何せ古い機種なもんでちょっと重い…。

その点Nexus7はCPUはTegra 3の1.3GHz、メモリも1GB積んでますので、動作もサクサクですし音声検索もバシバシ使う気になろうというもんです。


で、そういえばAndroidもSiriみたいに、検索だけじゃなくて音声操作が出来るようになったんだっけ?ということで、ちょっと記憶が曖昧だったんですが調べてみたところ…。

できませんでした…。


正しくは「日本語以外のいくつかの言語では出来るが日本語にはまだ対応していない」というのが現状で、「イギリス英語」「ドイツ語」「スペイン語」「イタリア語」「フランス語」はサポートされてるということで…(最新の状態もそうなのか不明ですが)。

”Voice Actions”という機能です。


悔しい…。

ということで、あまりに悔しいので、この”Voice Actions”を英語で使ってみました。


ちなみに僕は、英語はあんまり得意な方じゃありません。

学校でも算数の方が好きだったな…。


【”Voice Actions for Android”の使い方】

1.Nexus7の言語設定を”Voice Actions for Android”に対応した言語にする

とりあえず、”English(UK)”で設定してみました。

Nexus7 言語をEnglish(UK)に設定

ドイツ語とかフランス語は読むことすら出来ませんので勘弁して下さい。


2.”Voice Search”のアイコンをタップして、英語で話す。

受け付けてくれるコマンドは以下の通り。

(1)検索する
Search Google: Say “[your query]“
(2)テキストメッセージを送る
Send text messages: Say “send text to [recipient] [message]“
(3)メールを送る
Send email: Say “send email to [recipient] [subject] [body]“
(4)メモを作成して自分宛に送る
Write a note: Say “note to self [message]“
(5)電話を掛ける
Call businesses: Say “call [business name] [location]“
Call contacts: Say “call [contact name] [phone type]“
(6)ナビを使う
Get directions: Say “navigate to [address/city/business name]“
(7)地図を使う
View a map: Say “map of [address/city]“
(8)ウェブサイトを開く
Go to websites: Say “go to [website]
(9)音楽を聞く
Listen to music: Say “listen to [artist/song/album]“


で、とりあえず難易度が低そうなものを、ということで、
「(4)メモを作成して自分宛に送る/Write a note: Say “note to self [message]“」

「(9)音楽を聞く/Listen to music: Say “listen to [artist/song/album]“」
をやってみたんですが…。


ベタベタの日本人英語でも、全然普通に使えます。

結構びっくり。


映像はコチラ。


コレが音楽を再生させている映像で、「ハンス・ジマー」「レニー・クラビッツ」「メタリカ」「アンスラックス」「レディオヘッド」「オアシス」「ラモーンズ」の順で再生させてみました。



これ、結構、というか、かなり便利です。

当然、「オアシス」は「オアシス」ではなく「オエイシス」ですから。

でも、便利は便利。

日本語環境でも是非使いたい機能ですね。


こちらはメモを作成して自分宛にメールをさせてる映像。



「”月曜の10時、スミスさんと打ち合わせ”のメモを自分に送って」と言ってみました。

当然、”th”は舌を噛んで息を出しながら発音しないとダメです。


これはちょっと…。

英語でメモ作れても、あんまり便利じゃないですから。


そういう意味では、「メールを送る」とか「メモを作る」というのは日本語対応してくれないと使いようが無いのは確かですね。

でも、音楽を聴くとか、電話を掛ける、なんていうのは、別に日本語対応してくれなくてもOKなんでは無いかと(電話もかけてみましたが、”Call TAKAFUMI”とか言ってみると、架電先選択画面が開いて、TAKAFUMIっぽい名前の人をちゃんとリストアップしてくれます)。


言語設定日本語のままでも使えるようにしてくれないですかね。

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【悲願】 iTunesストアにサーフィンビデオとかスケートビデオが! – PRETTY SWEETとHERE&NOW

こーゆー時代が来たら良いなと思ってたんですよ。

PRETTY SWEET2

いい歳して未だにサーフィンとかスケートとかが好きなもので、たまにTSUTAYAとかに行っても、必ずサーフィンビデオ/スケートビデオを探しちゃったりします。

でも、当たり前なんですけど置いて無いんですよね…。

上記のジャンルに限らず、スポーツモノのビデオとかって、レンタルされてないどころか、タワレコとかに行ってもほとんど置いてないじゃ無いですか。

じゃ、どこに置いてあるのかと言うと、大抵は「スポーツ店」ですよね。

サーフィンとかスケートのビデオが見たけりゃサーフショップ/スケートショップかオッシュマンズとかムラサキスポーツとかですし、マウンテンバイクとかBMXのビデオが見たけりゃ自転車屋です。

「そのジャンルに興味がある人が来るお店」という意味ではとっても合理的ですけれど、なんだか寂しい感じもします。

そういうビデオって結構沢山のタイトルが日々リリースされてるはずなんですけど、結局のところ「ついでに置いてある感」が拭い切れないので、品揃えが充実してるとはお世辞にも言えないですし、ちょっと古いのになるとすぐに無くなっちゃいます。

近所のお店ならいざ知らず、ビデオを買うためにわざわざ遠くのお店まで探しに行ったりもしたくないですしね。

「ネット全盛の時代なんだから、サーフィンやスケートのビデオもiTunesとかで扱われるようになったら良いのに」と前々から思ってたんですが、なかなかそうは行かないようで…。

と、思ってたら、出ましたよ!

Girl & Chocolate Skateboardsの『PRETTY SWEET』というスケートビデオが、iTunesストアからも配信されるんだそうで。

SkateビデオPRETTY SWEET on iTunes

このビデオ、スパイク・ジョーンズが監督/プロデュースに名を連ねている作品なんです(監督: Ty Evans、Spike Jonze、Cory Weincheque / プロデューサー: Spike Jonze、Rick Howard、Megan Baltimore、Mike Carroll、というそうそうたるメンツです)。





スパイク・ジョーンズというと、『マルコヴィッチの穴』でアカデミー監督賞候補となったり、最近だと『かいじゅうたちのいるところ』なんかの監督もやってますし、ビースティ・ボーイズ、ソニック・ユース、ウィーザー、ケミカルブラザーズ、ファットボーイ・スリムなどメジャーなアーティストのミュージックビデオなんかも手がけていますので、そこら辺が有名なのかなと思いますが、この方、スケートのビデオも撮るんです。

もう10年くらい前になりますけど、スパイク・ジョーンズは、同じGIRL SKATEBOARDSの “YEAR LIGHT”というビデオを撮ってまして、これは相当面白かったので、今回も期待が膨らみますね。

PRETTY SWEET1
PRETTY SWEET3
PRETTY SWEET4
PRETTY SWEET5-2
PRETTY SWEET6

ま、こういうメジャーな人が監督/プロデュースに絡んでいるからこそ、というのもあるんでしょうが、iTunesストアでこういうビデオが見られるようになるというのは、何にせよ嬉しい限りかなと。

しかも、通常版は1,000円、HD版でも1,300円と、お値段もかなりリーズナブル(DVD媒体は4,830円ですから…)。



レンタル版があるのかどうかはわかりませんが、この価格だったらレンタルじゃなくて買っちゃいますね。

2012年11月27日リリース予定で、現在は予約受付中だそうです(iTunesストアで予約をする意味があるのかどうかよくわかりませんが…。予約しておくと、11月27日の0:00になったら自動的にダウンロードが始まる、とかなんですかね。そうすると、朝起きたらもうiPhoneに転送が完了してて通勤電車の中で見られるとかそういうことなのかな…)。

ちなみに、色々とチェックしてみたところ、サーフィンビデオでもiTunesストアでリリースされているものがありました。

大御所テイラー・スティールの2012年8月リリースの最新作、『HERE & NOW』です。



こちらも通常版が1,000円、HD版が1,300円、レンタルは400円から。



やはりテイラー・スティールクラスになると、iTunesストアでリリース出来ちゃうんですね(テイラー・スティール作品はこの他に『Innersection 2011』という作品もiTunesストア上にありました。



ジャック・ジョンソンとマロイ兄弟が撮った不朽の名作『Thicker Than Water』はありませんでしたけどね。古い作品だから仕方ないんでしょうが)。

いつか、…LOSTのビデオなんかもiTunesストアで配信されるようになったら最高ですね。



ま、無理かな…。

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【7インチタブレットなら快適】Nexus7でzinioとBookLiveの電子雑誌を読んでみた

前回、BookLiveでKindleストアに無い書籍「白夜(渡辺淳一)」を発見して、BookLiveのレビューをやってみたんですが、今回は雑誌。

Nexus7で電子雑誌を読んでみる、です。


発端は、Amazonでちらっと発見したNumber 2012年11/8号


この、表紙に踊る「世界は日本をどう見たか。~ザックジャパン 2014年への中間決算~」の文字に、

ヨみてえぇーっ!!!

となってしまったわけです…。


もう、今すぐに読みたくなってしまったんです。


で、「Kindle版を探す→無い」「BookLiveで探す→無い」「Fujisanでも探してみる→無い」、というわけで、Numberは電子書籍版では読めませんでしたとさ…。


10月25日発売の号ですので、大きな書店に行けばまだ置いてあるかもしれませんね。

そもそもAmazonで注文すれば、2〜3日後には届くでしょうし。


でも、そういうのこそ、電子書籍ですぐに入手できたら嬉しいんでないの?と思うわけです。


唐突ですが、皆さん、雑誌ってどういうふうに読んで、いつ処分してます?

僕は、雑誌は大抵立ち読みで、たま~に買うと隅々まで読んで、で、そういうたま~に買うような雑誌は結構長く手元に置いておくタイプなんです。


種類で言うとムック誌が多いですかね。

写真が綺麗な雑誌が好きです。

サーフィン系の雑誌とか、インテリアとかデザイン関係とか、CREA Travellerとかもたまに買ったりします。


頻繁に雑誌を買うタイプの人は処分も結構頻繁にするんでしょうが、そういう方も、面白かった雑誌だけは長いこと手元に置いておいたりするんでは無いでしょうか?

しかもムック誌って結構かさばりますし、バックナンバーとかで読みたいのとかもあったりするじゃないですか。

そういうの、電子書籍になってたら便利かな、と思うんですよね。


で、とりあえずNumberはKindle化リクエストを出しておきましたが、Nexus7で雑誌の電子書籍を読んでみようかな、と。


使ってみたサービスと選んだ雑誌は
(1)zinioでSurfer誌(アメリカ版)
(2)BookLiveでCREA Traveller(日本版)
です。

その映像がこちら。



前半がzinioでSurfer誌を読んでいる映像で、後半がBookLiveでCREA Travellerを読んでいる映像です。

端末はどちらもNexus7。


ちょっと補足しておきますと、このzinioという電子書籍サービス、アメリカの発祥のサービスで元々はアメリカの雑誌のみを取り扱ってたんですが、今は日本でもサービスを提供してて日本の雑誌も電子書籍で読むことが出来ます。

アメリカの雑誌事情にあまり詳しくないんですが、向こうでは雑誌というのは元々物凄く安く売られていて(広告収入がメインのビジネスモデル)、サーフィン雑誌なんかも数ドル台の前半で買えたりします(日本のサーフィン雑誌は千円くらいします)。

で、電子書籍版も紙版の雑誌と同じく非常にリーズナブルに販売されてまして、僕は主にはサーフィン関係の雑誌を読んだりしてるんですが、年間定期購読すると1冊1ドルとかで読めちゃうんですよ。

zinioでSurfer

これはオ・ト・ク♡ということで、2〜3年前から定期購読してます。

こういう写真、見てるだけで楽しくなっちゃうもんで。


今回Nexus7で読んでみて改めて思ったんですが、iPad(初代)は匡体のサイズが多きすぎて手軽感が足りなかったですし、iPod touchだと画面が小さすぎたわけで、Nexus7とかiPad miniくらいのサイズの端末がベストなんですよね。

そういう意味では、時代がzinioに追いついてきた的な感じもします。

でも、もっと言うならば、恐らく時代はそのままzinioを追い越して行ってしまうような予感もしてるんですけどね…。


BookLive版のCREA Travellerもなかなか良かったですね。

紙の書籍だと一冊980円とかするんですが、電子書籍版は一冊450円とリーズナブル。

BookLiveでCREA Travellerの購入画面

半額以下の値段で買えるというだけでも、読者側からしてみたら相当大きなメリットだと思います。


バックナンバーもあります。

BookLiveでCREA Travellerのバックナンバー

もっと古いのも取り扱いラインナップに入れてくれると、もっと嬉しいですね。


先程も書きましたけれど、こういう雑誌っていつまでも取っておいて、実際にそこに旅行に行く時とかに読み返したりしたいわけじゃ無いですか。

そういう意味では、「クラウド本棚上に置いておいて、必要なときに読む」「旅行に行くことになったら、バックナンバーで本を探してネットで買う」「旅先にも持っていっちゃう」という使い方に非常に上手にマッチするのでは無いかと。

「旅行ガイドを、現地に行ってみてから、必要だったら買う」なんて使い方もあるかもしれません。


ちなみにzinioでもCREA Travellerの電子書籍版の取り扱いはありました。

zinioでCREA Traveller購入画面


Fujisanには残念ながら電子書籍版のCREA Travellerは無かったですね。

FujisanにはCREA Travellerは紙版しか無い

Fujisanって、電子書籍というよりは紙の雑誌の定期購読通販がメインのサービスなんですかね。


電子書籍版の雑誌の中身のページは、紙の書籍をそのまま電子化しているのではなくて電子書籍用として不要なページ(広告とかそういったページ)をカットしたものにしてあるみたいです。

目次は紙版と同じですが
BookLiveのCreatraveller目次1
BookLiveのCreatraveller目次2


実際の書籍のページ数はもうちょっと少なくなってます(写真が小さくて非常にわかりづらいんですが、BookLiveReaderのシステム上のページ数と、ページに印刷されたページ数が一致してないです。例えばシステム上での6ページが紙の26ページ、システム上での最終ページ155ページは紙の189ページになってます)。

BookLiveのCreatraveller最初のページ
BookLiveのCreatraveller最終ページ

権利関係とか色々な事情もあって手を入れてるんだと思います。

ここらへんはどうするのが良いのか、これから色々と電子化の手法や方法論が確立されていくんでしょうけれど、「単純に紙版を電子版に置き換える」というステップで済まさないで、一定の手を入れたものでリリースしているというのは、デジタル化のモデルとしては正しい方向かなと。


簡単にマトメますと、
(1)読みたいときにすぐ買って読める。バックナンバーもいつまででも買える。
(2)7インチ前後のディスプレイの端末があれば、読むのも快適。
(3)紙版よりも安くて嬉しい。
(4)かさばらないのでいつまででも取っておけるし、旅行先なんかにも楽に持っていける。


電子書籍版の雑誌、なかなか良い感じなのでは無いでしょうか。

もっともっと普及してくれると嬉しいですね。


【今までにKindle化リクエストをした本リスト】
神様の贈り物(木内一裕/講談社) 2012/10/31リクエスト
デッドボール(木内一裕/講談社) 2012/10/31リクエスト
株価暴落(池井戸潤/文春文庫) 2012/10/31リクエスト
日本のみなさんさようなら (リリー・フランキー/文春文庫PLUS) 2012/10/31リクエスト
エコラム(リリー・フランキー/マガジンハウス) 2012/10/31リクエスト
リアル(井上雄彦/集英社) 2012/11/17リクエスト
スラムダンク(井上雄彦/集英社) 2012/11/17リクエスト
シュマリ(手塚治虫/講談社) 2012/11/17リクエスト
白夜(渡辺淳一/中央公論新社) 2012/11/19リクエスト
Sports Graphic Number 2012年 11/8号(文藝春秋) 2012/11/20リクエスト

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