エアチャイナでの旅は結構快適で、15時間くらい乗って、朝の7時前くらいにミュンヘン空港に到着。
ドイツ入国は結構簡単だったけれど、ヨーロッパでは一つだけ、気をつけなきゃいけないことがあります。
それは何かというと、未成年の子どもを片親だけで連れて旅行する場合、入国の際に、もう一人の親の同意書が必要なのです。
離婚したときに、どちらか一方の親が、もう一方の親の同意なしに子どもを連れ去っちゃうとか、そういうのがあるらしく、その対策だとか。
(在日ドイツ大使館の当該ページへのリンク。同意書フォーマットもダウンロードできます) https://japan.diplo.de/ja-ja/service/-/1032284?openAccordionId=item-1032288-1-panel
入国審査官に、「母親は、この子のこの旅行に同意してるのか?」とはっきり聞かれました。一応、妻に同意書書いてもらって持っていったので問題なかったですが。
多分、あの感じだと、同意書書いてなくても、ちゃんと説明とかできればOKだったとは思うけど。
他のEU加盟国も、大抵、何らかの形でこういったフォーマットを用意しているみたいですので、別の国からEU入りする方は探してみてください。別に、フリーフォーマットでも、同じような内容が記載されてて、もう1人の親御さんの署名がされてれば、それで大丈夫みたいです(フォーマットを見る限り、署名欄が両親分の2箇所あるので、もしかすると、未成年者が1人で出入国する際にも、両親の同意が必要なのかも知れません。詳細は、必要に応じてご確認くださいませ)。
EU内のスペインとフランスへの移動時には、こういう話は特に聞かれなかったですね。というか、EU内の移動では入国審査自体がなくて、飛行機降りたら、もうそのまま出口、みたいな感じでした。あたり前か。
最後にフランスから日本に帰国するときだけは、ちゃんとゲートがありましたね。
入国審査のカウンター通過して、
「やっと入国だ」
と思ったら、なんとその先の、空港出口エリアにつながる自動ドアが開いてなくて。
どんどん人が溜まって、最後は多分50人くらい人が溜まっちゃって、入国審査官も心配して、わざわざ見に来たりして。
結局、なんか、そこの自動ドアのロックを、朝、解除する役目のおじさんが、寝坊かなんかして開け忘れてたみたいで。開けてもらってとうとう入国できました。
(このおじさんが…寝坊したのかな…?)
空港からの移動は、エアポートバス-ルフトハンザエクスプレスってのが出てて、それに乗るとミュンヘン中央駅あたりまで一気に行けます。
ミュンヘン空港は、南北に細長い建物が中央にあって、その左側がターミナル1、右側がターミナル2、みたいな作りになってるんですが、そういうのが全然わかっていなくて、適当に歩いていたら、ターミナル1とターミナル2の間の商業施設エリアに出てしまって。
バスはターミナル1でも2でも、どちらからでも乗れるのだけれど、空港が広くてちょっと迷いました。
(図の左側がターミナル1、右側がターミナル2で、星印のところがバス乗り場です)
ターミナル1のバス乗り場 https://maps.app.goo.gl/U6WpeE6XEiYULFeY7
ターミナル2のバス乗り場 https://maps.app.goo.gl/tataLNassJ7ofHLJ8
ターミナル1のもう一つのバス乗り場(MACとかいうところ?)
https://maps.app.goo.gl/xmj5emUMoSoLxNPPA
ちなみに、バスのチケットについては、15歳以上は大人料金。息子は16歳なので、大人券を二枚買いました(バス乗り場の時刻表にQRコードがついてて、それを読み込むとチケット購入サイトに入れます)。
(ミュンヘン中央駅前の、ルフトハンザエクスプレスの乗り場)
続きます。