【5.旅行のお金】現金、結構持って行きました【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

 そういえば今回の旅行、結構、現金持って行ったのです。

大半のお店はカードでOKとはいえ、街中では多少は現金も必要だろうし、日数も結構長かったので、なんにせよ多少は現金をユーロで持っておきたいかなとは思ってて。

 

両替するなら日本の街中の金券ショップでするのが一番レートもいいし、旅行前から、かなり長い間、ずっと円安が続いてて、正直海外旅行行くにはきついなと思ってたんですけど、ラッキーなことに、ちょうど旅行の10日前くらいに急に円高に大きく振れたタイミングがありまして。そのタイミングで日本で12万円分くらいをユーロに両替して、それを現金で持っていきました。

 

んで、現金があるから、その保管とかにも気をつけなきゃなとは思ってたんですけど、予約してるホテルのレベルも行く先々でまちまちだし、どのくらい信頼できる感じなのかとか、そういうのがよくわからなかったので、宿でのセキュリティ対策として購入したのがこちら。

車とかの鍵を隠しておけるキーボックス2つと、普通のダイヤル式南京錠、太さ3〜4mmくらいの結構太めなワイヤー2〜3本です。

まずキーボックスの中にお金を入れて、それをバックパックの中のどこかに引っ掛けてロックし、そのバックパックを丸ごと持ち去られるのを避けるために、バックパックを家具とか建物にワイヤーで固定してロックする、みたいな感じで盗難防止するアイディアです。

 

結局、ミュンヘンのホテルもバルセロナのホテルも、結構いいホテルで、ホテルのセキュリティボックスにしまっておいても大丈夫そうだったんですけどね。

 

ただ、ミュンヘンで最初にセキュリティボックス使ったときに、何かの間違えで、設定した番号がおかしくなってしまって、セキュリティボックス開けられなくなってしまったことがあったんです。

それで、仕方がないので、フロントに相談したら、フロントのスタッフが部屋まで来て、僕の見てる眼の前で、セキュリティボックスの番号解除コードを打ち込み始めまして…。

ここでは公表しないけれど、結構シンプルな手順で一瞬でコードが解除できてしまったのを目撃して、そこからはやはり、セキュリティボックスを使うのは怖いので、使いませんでしたね。

結構きれいで、スタッフも皆さんちゃんとしてて、というホテルだったんですけど…。

 

(持ち運びとか重さを考えて、小さめのキーボックスにしました。紙幣も、4つ折りに折りたたむと意外と厚みが出るので、そんなに一杯は入りません。100ユーロとか1万円札で5〜6枚くらい)

 

続きます。

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【4.旅行2日目】ミュンヘン市街【ドイツ1日目/3日間】【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

ミュンヘン。

皆とても親切丁寧で、ご飯も美味しいし、いい街でした。

 

空港に朝7時くらいに到着する便だったので、8時半とかそのくらいにはミュンヘン市街につきました。でも、ホテルに行っても、やはりまだチェックインはできなかったので、荷物を預けて、とりあえず街中をウロウロすることに。

 

今回の旅では、教会とか大聖堂みたいなところには、ドイツでもスペインでも、ともかく結構いろいろと行ったのですが(スペインではサグラダ・ファミリアも行きました)、ミュンヘンの旧市街は、上野くらいのそこそこサイズのコンパクト目な街の中に、大きな教会が3つも4つもあって。

(ミュンヘン旧市街のメインストリート、ノイハウザー通りを歩いていくと、一番最初に出てくるのがこの聖ミヒャエル教会です。左手。)

 

あー、さすがでかいな、すごいな、とか、寝ぼけた頭で表から見てたら、なんかみんな自由に出入りしてる感じだったので、とりあえず入ってみたところ、ともかく、ゴシック様式の建築や装飾が素晴らしい。

今回のヨーロッパ旅行、この「教会に入ってみる」が、とてもいい感じで良かったです。

 


僕たちはキリスト教徒じゃないので、単に興味本位で入らせてもらってるだけなのだけど(一応、入口とかにある寄付の箱に、2〜3€とか入れて)、キリスト教徒の人たちは、当たり前ですが、結構ガチな感じで教会に来てますね。

キリスト教徒と思われる白人の人たちが、座席にある膝つき台にひざまずいてお祈りしてる感じとかも、「あ、そうだよね」という感じでしたし、中には、イエス様が磔にされている大きな十字架などもあって、それはキリスト教的には「キリスト教の象徴」「キリストの十字架によって救いが全世界にもたらされた」「キリストの十字架の死によって永遠の救いが成し遂げられた」というような、とても重要な意味を持つものであるらしいんですが、そのイエス様の足をしっかりと抱擁しながら、涙ながらに何かを語りかけている人とかもいたりして、結構、「あー、そういう感じなんだ」と、異文化を目の前で見たり感じたりできる、いい経験をさせていただいたと思います。

ありがとうございました。


あと、ミュンヘンはともかく緑が豊かで、すごく近代的な街並みなのに、街中のいたるところに公園とか緑地みたいなのがあって、そういうののバランスがまた素敵でしたね。

 

聖ミヒャエル教会の中を見た後、少しお腹が空いてきたので、近くのカフェを探して入ってみました。

マリエン広場の南側エリアに、ヴィクトゥアリエン市場(Viktualienmarkt)という市場が広がってるんですが、行ったのは、その市場の入口の脇あたりにある “Schmalznudel – Cafe Frischhut”という、パン屋さん(?)がやっているカフェ。

このお店では、僕はドーナツとコーヒー、息子はドーナツとオレンジジュースを頼みました。

この店のドーナツ、バイエルン風ドーナツとかそんな感じのやつだったと思います。ふわふわの揚げパンみたいな感じのドーナツなんですけど、表面がパリパリになるように2度揚げかなにかしてるような感じの、ちょっと変わったドーナツで、とても美味しかったです。

 

あと、息子がナッツアレルギー(くるみとピスタチオに、結構強烈なアレルギーがあります)なんですれど、一応、ドイツ語とかスペイン語とかで、くるみとピスタチオが入ってるかどうか確認するメモを作っていって、聞きながらオーダーしていたんですけど、カフェの店員さんとかも、すごく丁寧に調べてくれて、そういうところもいいなと。

ドイツって、いい国だなと思いました。


その後で、マリエン広場の新市庁舎の向かいにある聖ペーター教会の塔に上って、ミュンヘンの街を眺めたのですが、ここもかなり良かったですね。

 

(聖ペーター教会の塔の上部からの眺め)

ただ、14階まで、300段くらいある階段をひたすら上るので、結構大変ですが。

でもそれだけの価値はあるくらい、いい眺めでした。

 

塔は(多分)木造モルタル造りみたいな感じで、調べたら高さ92mあるらしいのですが、これで倒れないってすごいなと。日本だったらせいぜいが3階建て、高さ10mちょいくらいまでしかだめでしょ。地震、ないんですね。

(聖ペーター教会の内部です)

聖ペーター教会の中

 

ついでに、ミュンヘンで食べたものとかのご紹介。

ドイツといえばビールでしょ、という感じですが、ビールと言えばソーセージ、ということで、ノイウハウザー通り沿いの、バイエルン料理を出すビアホール、Augustiner Stammhausで、ソーセージとプレッツェル、ローストポーク食べました。美味しかった。

ビールも当然飲みましたよ。

ザワークラウト(キャベツのドイツ風お漬物みたいな、キャベツの塩漬け発酵食品です)は、あんまりあれでしたが。別に、ここのがどうとかでなくて、多分、外国人が日本の漬物食べたら、なんじゃコリャ?と思うんだろうな、というのと、ちょっと似た感じなのかも?

子どものころ読んだ児童向けの本で、「大どろぼうホッツェンプロッツ」ってのがありまして、ドイツのお話なんですけど、その中に出てくるんですよ、ザワークラウト。

本の中で、(確か、ホッツェンプロッツが)山盛りのザワークラウトをむしゃむしゃ食べる描写がありまして。それがめちゃ美味しそうで、「いつか食ってやる」と、当時は思ってたんですが、大人になって、20歳過ぎたくらいだったかな、初めて食べて、「なんじゃコリャ」と思った記憶があります(ザワークラウトを愛する全世界の皆様、スミマセンm(_ _)m)。

 

ホテルは、カールスプラッツ広場の、通り挟んだ向かい側あたりの、すごくいい立地のいいホテルだったんですけど、そのホテルの1階に入ってるレストランの、シュッツェン通り沿いのテラス席で食べたのが、こちら。

僕は、シュニッツェルという、なんというか、ドイツ風のトンカツみたいなの(なんか、これはちょっとめずらしくて、普通はもっと薄いらしいです)とビール。

めちゃアツで、口の中、やけどしました。

 

息子はプルドポークバーガーだったかな?

これもかなりイケたとゆーとりました。

 

続きます。

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【3.旅行2日目】ミュンヘン空港からバスでミュンヘン市街へ【ドイツ1日目/3日間】【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

空港からの市街に行くバスで、ずっと、高速道路を走ってた周りの車を見てたんですけれど、当たり前ですけど、ドイツはやはりドイツ車がめちゃくちゃ多いですね。

まずベンツ。セダンとかワゴンとか、色々なベンツ走ってるけど、タクシーとかトラックとかも結構ベンツ。あとはアウディ。フォルクスワーゲンも結構多いけど、イメージ的にはともかくベンツが多かった。

なんか意外な感じもしたけれど、でも、「だからやっぱりベンツなんだな」と、「逆に」納得したような。

 

フォルクスワーゲンは、日本国内でも、日本からみたドイツ国内事情としても、「値ごろ感もある大衆車」というイメージでしたけど、実際のところドイツ国内においては多分、日本でいうところの日産的な感じのポジションなのかなと。

そして、日本のトヨタが、ドイツにおけるベンツという感じで。つまり、高級車から大衆車まで、オールラウンドで強いのがベンツ、という感じかなという印象を受けました。

 

念のため補足しておきますと、フォルクスワーゲンはアウディとかポルシェとかも傘下に入れて、今や世界三大自動車グループの一つなので、そういう意味では、フォルクスワーゲンとしては、「トヨタと匹敵する自動車メーカー」を自負してるのだと思いますし、僕もそういうイメージを持っていました。

しかし、実際にドイツの道路を見てみると、フォルクスワーゲンはそこまでたくさん走ってなくて、そこがなんか「日産」という感じで、ベンツは、ともかくどこでもめちゃくちゃたくさん走ってて、それが「トヨタ」という感じに思えたという。

そこが「逆に」って言葉の意味するとこです。

 


BMWも結構走ってたけど、やっぱベンツだったですな。あと、オペルが走っててびっくりした。オペルって、まだ会社あったのね。

トヨタもそこそこ走ってました。フォルクスワーゲンと同じか、ちょっと少ないくらいは走ってたように思う。

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