【11.旅行7日目】ガウディ建築 カサ・バトリョ【スペイン・バルセロナ4日目/8日間】【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

今回と次回は、バルセロナで行った、ガウディ建築のもろもろを、写真とGifでお送りしたいと思います。

まず今回は、カサ・バトリョ。サグラダ・ファミリアは次回。

 

8日間のバルセロナ滞在中、4日目と5日目は、カサ・バトリョとサグラダ・ファミリアの予約を入れておきました。

ともかく、こういったところは朝早いほうが人も少なめで、落ち着いて見られるよ、ということで、カサ・バトリョは8:45、サグラダ・ファミリアは、残念ながら朝早めの時間が取れなかったので、全体の入場12:00、加えて生誕のファサードのタワーに12:45に上がれるチケットを予約。

 

今回宿泊したホテルは、カサ・バトリョのあるグラシア通りを、カサ・バトリョから北側に4ブロックほど行ったディアゴナル駅のすぐ近くで、カサ・バトリョまでは歩いて10分ちょいくらいの場所でした。

少し早めに行こうかなということで、ホテルを8:15くらいに出て、てくてく歩いていきます。

カサ・バトリョ到着

カサ・バトリョの外観

 

「こういう施設あるある」かなと思うのが、「予約の時間に行くと、すでに長蛇の列&とっくに入場開始してる」です。

予約時刻の15分前につきましたが、8:45の入場チケットを持っている人の列に、すでに15人くらいは並んでました。

カサ・バトリョのエントランス

 

入るとまずは、動く歩道みたいなのに乗せられて、ガウディの幼少期〜の紹介、みたいなのが始まります。こういうのがあると知らなかったので、びっくりしてあまり頭に入ってきませんでした。

 

本格的に建物に入っていくと、まず最初に、壺。

 

そして「ドラゴンの背骨」。階段の手すりです。なんか、ここでずっと何枚も写真撮影してる親子がいて、通って良いのか、どうしたら良いか、迷いました…。

 

階段を上がった先が、「サロン」と呼ばれる、リビングに繋がる前室なのですが、その入口は、こんな感じのホールになってます。

鱗のような模様の入った、曲線のみで造られた壁と天井。

 

サイドには、壁をくり抜くように造られたベンチと暖炉。

カサ・バトリョのサロン入り口のホールの暖炉とベンチ

 

サロン。窓から、外の流線型の柱なども見ることができます。

カサ・バトリョのリビングから窓の外

カサ・バトリョのサロン、リビングの窓

 

カサ・バトリョの作り、外から見ても全然わからないんですが、内部は、こういう感じの吹き抜けになってます。

上に行くほど、壁の青いタイルの色は濃く、そして、吹き抜けに面した窓は小さく(下ほど大きく)なっているんだそうです。これは、天井から入ってきた光が、同じように各フロアに入り込むことを考えての設計なんだそうで。

 

窓の下には、換気用のスリットが入っています。

スリットは、天候などに応じて開閉できるようになっています。このスリットと窓によって、この吹き抜けを通して、採光と換気の2つの機能を実現しているのだそうです。

 

外から(というか、中に入っても最初は)わかりませんが、吹き抜けは2本あり、その間にある階段(とエレベータ)で上がっていくような作りになってます。

確かに、最上階近辺は、タイルの青が、かなり濃く、色鮮やかになってますね。

 

最上階(屋根裏?)にある、アーチ構造の白い部屋と、ランドリールーム。

 

屋上。

 

途中のフロアに展示されていたオブジェ。綺麗でしたが、なんなのかはよくわかりませんでした。

カサ・バトリョのオブジェ

勝手な想像ですが、上に行くほど青が濃くなっているあたりとか、細い棒状のものが組み合わさって出来上がったこの縦長のシルエットとか、カサ・バトリョをイメージしたオブジェなんですかね?

 

最上階には、カサ・バトリョに関する紹介、説明やCGアートの展示がされている部屋もあり。

カサ・バトリョの説明展示

カサ・バトリョの説明展示

 

このCGアートは、ずっと見てましたが、結局良くわかりませんでした。

カサ・バトリョのアート2

カサ・バトリョのアート2

なんか、「カラフルなカサ・バトリョが、だんだん崩れて、最後は海になる」みたいな感じのです…。スミマセン、なんか、ちゃんと説明できなくて…。

 

あとは、最後に、地下にある”THE CUBE”という、壁も天井も床も、全部がスクリーンになっている施設で、カサ・バトリョをテーマとした没入型の360度映像作品みたいなも見られます。これ、意外と面白かったです。

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像が始まる前

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

 カサ・バトリョの最後の"THE CUBE"の360度VR的な映像

 

大まかにはこんな感じで、建築とか芸術とかに造詣が深くない我々親子は、「とてもきれいだなと思いました」という、小学生並みの感想くらいしか口から出てこないのですが。

 

続きます。

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【10.旅行6日目】ヨーロッパのお犬様事情【スペイン・バルセロナ3日目/8日間】【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

バルセロナには8日間滞在したんですが、あまりたくさん予定は入れませんでした。なんというか、18日間で5都市移動の計画だったので、いろいろ詰め込み過ぎたら疲れちゃうかなと思って。

バルセロナで事前にチケットを取っていたのはカサ・バトリョとサグラダ・ファミリアくらいで、他に行きたいところあれば、現地でチケット取ればいいかな、くらいで考えてました。

で、バルセロナの3日目は、本当に何の予定も入っていなくて、街をウロウロしたりして過ごしてました(1日目も2日目も、実はそんな感じでしたけど。1日目はミュンヘンからの移動があり、2日目は自転車借りに行ったので、そのまま街中をウロウロしてましたけどね)。

 

その街中ウロウロ中に、結構な頻度で犬を見かけまして、自分も犬を飼ってるもので、なんか気になって、飼い主さんに話掛けたり、写真取らせてもらったりしていたので、今回はその写真などを少し載せておきたいと思います。

バルセロナの犬

バルセロナの犬

バルセロナの犬

 

「お犬様事情」と言いましても、別に何か特別調べたり、知識があったりするわけじゃなく、単に3週間弱ヨーロッパをウロウロしているあいだ中、ともかく犬をたくさん見たな、というくらいの話なんですが。

東京は、真夏はもう暑すぎて、朝8時くらいになったらお散歩どころじゃないんですが、ヨーロッパは、湿度も低いし、最高気温も、真昼でもせいぜい30度くらいまでしか上がらないので、真っ昼間でもお散歩している犬をしょっちゅう見かけます。

東京の真夏のお散歩事情から考えると、羨ましい限りですね。

バルセロナの犬 バルセロナの犬 バルセロナの犬

バルセロナの犬

バルセロナの犬

バルセロナの犬1

 

バルセロナのハーバーの方では、ノーリードだったり(いいのでしょうか?)、水道で湯浴みされていらしたりと、さらに自由を謳歌されている皆様のお姿も拝見しました。

バルセロナのハーバーの犬

バルセロナのハーバーの犬

 

この子は普通にお散歩してるだけです。

バルセロナのハーバーの犬

 

(飼ってる犬は黒い中型犬なんですが、なんか雰囲気とかがちょっと似ていて、撫でさせてもらいました)

 

あと、空港でも、普通に歩いてる犬を見かけましたけど、街中のお店なんかでも、リードのまま犬連れで入っちゃいますし、特別「ここはだめよ」と言われているところ以外は、基本、犬OKな感じでした。それも羨ましいポイントですね。

(↓バルセロナ空港の中です)

バルセロナ空港の中を普通に歩く犬

ヨーロッパのお店は犬フレンドリー

日本からの交通手段さえ確保できれば、次は飼い犬連れで来たいくらい。

 

こちらは、サン・セバスティアンで見かけたお犬様だったと思います。

サンセバスチアンの犬

サンセバスチアンの犬 サンセバスチアンの犬

サンセバスチアンの犬1 サンセバスチアンの犬2 サンセバスチアンの犬3 サンセバスチアンの犬4

 

フランスのビアリッツでもたくさん見かけました。

ビアリッツのビーチで店番する犬

ビアリッツの犬

 

ビアリッツでは、スクーターに2人+犬1匹で乗っているのも。これ、良いですね。

ビアリッツで見かけた2人乗り+犬のスクーター

ビアリッツで見かけた2人乗り+犬のスクーター

 

ビアリッツからパリに移動するために乗ったTGVのホームでも。

ビアリッツからパリに移動するために乗ったTGVのホームの犬

 

ビアリッツからパリに移動するために乗ったTGVの中では、猫も見ましたよ。リードされてましたが、お構いなしに車内をお散歩してました。

TGVの中の猫 リード付き

 

以上、ヨーロッパのお犬様(一部お猫様)事情でした。

続きます。

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【9.旅行5日目】自転車借りてバルセロナ旧市街、海、街の印象など【スペイン・バルセロナ2日目〜/8日間】【2024夏ヨーロッパ旅行19日間】

今回は、バルセロナの街の感じとかについて、ちょっと書きたいと思います。

 

これは多分、バルセロナに移動して二日目の朝くらいだったと思います。とりあえず、朝ご飯食べに、街をウロウロしてるところ。

スペイン バルセロナの歩道

バルセロナの街って、歩道が広いんですよ。上のGIFの道路は、日本の車道3本分くらいの歩道が中央にあって、その左右に車道がある感じの道路です。

車道は一方通行の道ががほとんどで、片側1車線か2車線。たまに太い道路は対面通行とか3車線、4車線くらいのところもありますけど。

で、自転車用のレーンもちゃんとあって、車もそこまでたくさん走ってなくて、渋滞もほとんどしなくてって感じで、歩いてて気持ちよい感じの街並みです。

 

朝ご飯食べて、自転車屋さんに行って自転車借りました。借りたのは、Cruising Barcelona Bike Toursという、カサ・バトリョとかカタルーニャ広場のあたりの、少し西側に行ったところにあるお店。

7泊8日の滞在のうち、4日間自転車借りたんですけど、自転車あると、思い立ったらすぐにどこでも行けて、とても便利でしたね。電車とかと違って、移動中、スリに合う確率もぐっと下がりますし。

1日14ユーロ、2日目からは10ユーロという感じで、そんなに高くもなく、いい判断だったと思います(+盗難保険が、1日3ユーロとかかかったかな。でも、入ったほうが良いと思います)。

ちなみに、借りた自転車は結構年季入ってました。ちゃんと走れたから大丈夫でしたけどね。連泊で借りる場合は、あらかじめ、ホテルのフロントとかで、夜間に駐車場とかに入れさせてもらえるか確認してからにしたほうが良いです。表に路駐しておいたら、結構な確率で盗まれます。

 

これ、自転車レーンなんです。車道の脇に自転車レーンがあって、そこに車用のパーキングメーターがあって、停めるときは車も入ってきます。でも、普通の車道含めて、ともかくすごい自転車フレンドリーな感じで、絶対にあおられたりしません。日本とのこの違い、なんでなんですかね? 文化の違い?

 

とりあえず暇だったので、特に目的もないのに海の方とか行ってみたりしました。

コロンブスの記念塔。

コロンブスの記念塔

バルセロナの海。地中海です。この向こうにイタリアとかアルジェリアがあるとは、とてもじゃないですが想像できません。見た感じ、ほんと普通の海(地中海は、普通の海ですが)。

 

バルセロナの、海に近いエリア、旧市街には、ローマ時代の建造物の一部とかが残ってて、そういうのも、なんかよくわからんけどすごいなと。

(“Roman Aqueduct”という、ローマ時代に造られた水道橋の一部らしいです。再現や修復などされていますが、もとは紀元前1世紀のころのものだとか)

 

これは、El Pont del Bisbeという、建物の間を渡り廊下的に繋いでいる、ゴシック様式の「橋」です。

(息子のモジャモジャ後頭部ばかりデカく写ってて、スミマセン…)

 

旧市街には、結構洒落た感じの服屋とかも色々ありました。

 

その中のいい感じの古着屋で、中学生の娘になにか服を買っていってあげようかと思ったんですが、日本にLINEしたら、

「これから秋だから、秋っぽいもので」

とか

「あの子はおしゃれだからどーたらで」

とか言われてめんどくなったので、何も買わずに退散。

(おしゃれでも、秋っぽくもなく却下された服の一例)

バルセロナ旧市街の古着屋にて

 

すぐ近くにメタルTシャツ屋を発見して、二人して興奮して入店。

息子はNirvana、僕はMetallicaのTシャツを無事ゲットしました。

 

昼食は、旧市街のPlaça Reial(プラカ・レイアール/ロイヤルプラザ/王立広場)にある、Les Quinze Nitsというお店のテラス席で。

 

鶏肉のソテーとニョッキ、小エビのフリッターとビール。

ニョッキは、何かよくわかりませんが、「フライドニョッキ」みたいな感じの、初めて食べるものでした。

 

どれもイケました。

 

バルセロナのレストランやカフェの人たちも、アレルギーのことを聞くと、ナッツが入ってないかとかちゃんと厨房まで聞きに行って、すごく丁寧に調べてくれたりして、いい人たちだなと思いました。

(スペイン語バージョンの、ナッツが入ってるかどうか聞くメモ)

スペインは、英語があまり得意でない方も結構いたりして、そうすると、回答が当然スペイン語になるんですけど、”Si”=”Yes”が、「入ってるから食べちゃだめ」的な意味の”Si”なのか、「食べてOK」的な意味の”Si”なのかがわからなくて、結構困りました。

あと、この円安甚だしい時代ですが、スペインはそこまで物価が高く感じなかったですね。日本で外食するのと同じくらいか、ちょっと高いかな、くらいだったと思います。逆に、スペインから行ったから余計にそう感じたのかも知れませんが、フランスは普通に高い感じでした。日本の倍くらいするのが当たり前、みたいな?

 

その後、旧市街にあるブケリア市場を、軽くのぞいてからホテル方面へ。

 

なんか色々ありましたが、お腹いっぱいで食べられず。

順番とか計画とか、大事ですね。

 

余談ですが、バルセロナ旧市街のマクドナルドには、こういうテラス席がある様子。実際には入りませんでしたのでよくわかりませんが。

 

帰りがけ、遠くにサグラダ・ファミリアが見えたので、近くまで行ってみました。

実際に前まで行くと、思っていた以上に大きいです。中は明々後日、見に行きます。

 

コインランドリーは、ホテルから徒歩1ブロックくらいのところにありました。

ミュンヘンで行ったコインランドリーは(別にミュンヘンだから、とかじゃなく、その店がたまたまそういうタイプだっただけかもしれませんが)、洗剤は別売りで買って、自分で上から投入するタイプでした。

バルセロナのは、洗剤は自動投入。しかも、なんかよくわかりませんが、「冷水で柔軟剤なし設定」固定の機械とかあって(スポーツウェアとか洗う用らしいです)、初見で使うにはちょっとハードル高めでした。

(よく見ると、2号機と3号機だけ、冷水柔軟剤なし設定で固定になってまして、これに気が付かずに、最初、危うくこの機械で洗うところでした)

 

でも、ちゃんと洗えたしちゃんと乾燥できたし、バルセロナ滞在中2回か3回くらいお世話になりました。

 

続きます。

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