【やっぱ基本はカービングっすよね】っつーことで、ゲレンデで手軽に読めるように練習ドリル動画をテキストに書き起こしときました

この間の苗場で嫁さんに撮ってもらった自分のライディング動画を見てて思ったんですが、

今年はカービングを練習したいな

と。

 

何でって、あんまりにもメリハリの無いズレズレのターンが恥ずかしかったというのも当然あるんですが、

結局何をするにせよ基本はカービングだと思うし、何よりもカッコ良い

じゃないっすか。

 

スノーサーフィン的なライディングにどうつながるのかは正直よー分かりませんが、上手な皆さんはことごとくカービングがキレッキレで、パウダーでもピステンでも変わらずにバーンを切り裂きまくってるように見えますので、方向としてはあってるハズ。

詳しくはコチラの再生リストの動画を適当にご参照下さいませ。



 

ちなみに、最近個人的にハマっておりますのが、会田二郎さんの動画でございます。



マジイカす。この正確過ぎる切れっぷり、ショッカーに改造された改造人間としか思えません。怪人カービングキレ男っつー感じでしょうか。

ちょっと前まで、「MOSSのPerfomance Quad 160か62SWあたりも欲しいかも」とか思ってたんですが、一気にオガサカFT163が欲しくてたまらなくなったでガンス…。

JSBA全日本テクニカル選手権で5連覇したような方ですんで、ほっといてもカービングがギュンギュン切れちゃうなんてのは当たり前なんでしょうが、「1枚でパウダーからカービングまで」っつうのが素敵ですよね〜。

 

っつーことで、スノーサーフィン道 あしたのために」第三弾として、DMKSNOWBOARDさんがYouTubeで公開しているカービング練習用の「スノボ練習ドリル」というシリーズを参考に、実際にゲレンデでトレーニングをしていくためのポイントを確認しておきたいと思います。



スゲエ参考になりそうなトレーニングメニューじゃないですか? 今すぐゲレンデ行って練習し始めたいくらいです。

とは言えゲレンデでイチイチこの動画集をチェックもしてられないということで、とりあえずこの動画の中で言われていることと、それを自分なりに解釈したものを、簡潔な表現で書き起こしておいて、ゲレンデとかでもちょくちょくチェックしながらやってみようかなと。

 

【スノーサーフィン道 あしたのために (3)】

カービングターンを上達させるための、ゲレンデトレーニングドリル

以下内容、当然のことながら

©DMKSNOWBOARD

でございます。

 

1.基本中の基本

(1)足首と膝を十分に曲げ、重心は低く。

(2)下半身を柔らかく使う。

(3)フロントサイドのターンでは、足首と膝をしっかりと曲げて、スネを雪面につけるようなイメージでしっかりとエッジに乗り込む。

(4)バックサイドのターンでは、前足のつま先を持ち上げ、胸に向かって引きつけるイメージ。こうすることで足首をしっかりと固くロックしてエッジに乗り込む。

(5)山周りから谷回りに切り返す際に、立ち上がって前足荷重でしっかりと板を踏みながらターンに入り、ノーズドロップで板をしっかりと直滑降に落としてから、両足→ターン後半の山周りでは後ろ足より荷重に。

(6)出っ尻はダメ。腰は折らず、上半身は起こして、しっかりと真下に体重を乗せる。太ももの筋肉が重要なので、スクワットなどで鍛える。

2.基本動作的トレーニング

(1)しっかりとエッジに乗り、切った斜滑降をする。

(2)色んなところでちょいちょい飛んでみる。

(3)切った斜滑降をしながらジャンプ→着地してもずれずにそのまま切り続けられるように。正しい姿勢、正しいポジションの習得。

(4)直滑降から、ずらさず切って山周り。J字で切れ上がるまでしっかりと。

3.色んなトレーニング

(1)パンツグラブ。前の手でパンツをつかみながら滑る→手でのリードができないので、下半身をしっかりと使う練習になる。後ろの手でパンツをつかむと、手でのバランスが取れないので、内傾グセを直すことができる。できるようになったら、両手ともパンツを掴んだり手を動かさないようにして滑ってみる。

(2)バイクターン&グラブターン。フロントサイドもバックサイドも。強い外傾姿勢でしっかりとエッジに乗ってターンをする練習。

(3)切った斜滑降から、一瞬谷エッジに切り返してすぐ戻す、の繰り返し。谷エッジ乗りの練習。

(4)小刻みなエッジ切り返しを繰り返すトレーニング。高速カービング時の素早く正確なエッジの切り返しのために。

(5)ジャンピングターン。山回りから谷回りに切り替える際にジャンプ。早めに飛び、着地してそのまましっかり谷回り→山周りに。正しい姿勢、正しいポジションの習得。メリハリの効いた荷重抜重。

(6)左右のターン弧が均等になるように意識しながら、ターンをしっかり深く行う。ある程度上達してくると、普通の人は、バックサイドの後半が長くなり、フロントサイドの前半が短くなる。これの是正。

 

とりあえずこんな感じでしょうか。

 

とりあえずっつーても随分あるわね……。

これは足繁くゲレンデに通わねばなりませんなぁ……。

あー、忙し忙し…。

※似たような内容ですが、コチラの動画も参考になります。やっぱ基本が大切っつーことですな。

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【何とか復活】iPhotoライブラリのアップデート失敗〜リカバリまでと、近年のアナタのダメダメっぷりについて

アテクシ、年明け早々ブチギレてることがありまして。

このポスト、この前に入れた「2014/2015シーズン初滑り@苗場、晴天2連チャンからの大雪パウダーで大満足」の前に書き上げてたんですが、さすがに新年1発目の1行目から怒りをぶちまけるのは嫌だったので2投目に回しました。

 

年末年始の写真の整理しよっかな、と思ってiPhotoを立ち上げたところ、

「ライブラリのアップデートが必要です」

的な表示が出て、このアップデート作業をしないことにはiPhotoが使えないという……。

こーゆー、いきなりユーザの作業ができなくなっちゃうようなアップデートをユーザになんの断りもなくリリースするの、ヤメにしてくれませんかね…?

 

んで、

しょーがねーな

と思いつつ、ライブラリのアップデートを掛けたところ、

あっさり失敗…。

 

「データ量が多いから時間が掛かるのかな」と思って一晩掛けてじっくりやらせてみてもダメ。なんか感じとしては、写真の枚数が多すぎて、途中で作業に必要なメモリとかキャッシュ用の領域が足りなくなっちゃってるみたいな感じ…。

まあ、2003年からの丸12年分500GBオーバのデータなので、そこら辺考慮した作りのアップデータになってなきゃ上手くイカなくて当たり前かなと思いますが、ずっとMac使っててiPhotoライブラリがこのくらいのサイズになってる人って、それほど珍しくも無いんじゃないかとも思うんですけど…。

 

Time Mchineのバックアップから戻して色々なやり方を試してみても、どーにも上手くいきませぬ…。

「command + option」キーを押しながらiPhotoを起動してライブラリFirst Aidも使ってみましたが、アクセス権の修復をしてもダメ、iPhotoライブラリの修復/再構築をしてもダメ、挙句には、iPhotoライブラリの中に存在していた”Masters”フォルダ内の写真まで勝手に削除される始末(要注意:この”Masters”内のデータが写真本体で、「このファイルがきちんと存在しているのにDBとのリンクがぶっ壊れている」というのがこの事象の問題点のはずなところ、iPhotoライブラリの再構築を掛けて、それが何らかの問題で正常に最後まで終了しないと、あっさりとこの元ファイルまでもが消去されることがあります…。マジでApple◯ねって感じ。)

 

もうどーにもならんがな!!!

と思ったんですが、とりあえずの思いつきで、Time Machine内の直近バックアップデータのiPhotoライブラリの内容を「パッケージの内容を表示」で表示させて、その中にある”Masters”フォルダを任意のディレクトリにコピー。

iPhotoライブラリのパッケージの内容を表示

iPhotoライブラリパッケージ内の”Masters”フォルダ

 

→それをiPhotoのファイルメニューから「ライブラリに読み込む」させたところ…。

iPhotoライブラリにバックアップデータ内の”Masters”写真データを読み込ませる1

iPhotoライブラリにバックアップデータ内の”Masters”写真データを読み込ませる2

5万枚超の写真データを延々と読み込み

無事復活!!!

何が何やらよー分かりませんが、どーも、アップデータで自動でライブラリのデータをアレコレさせようとしてるのが上手くいってないだけの話で、単純に生データをライブラリに読込みさせれば何の問題も無く読み込めちゃうようで。

だったら最初からそういうシンプルな作りにしておけば何の問題も起きないのに、なんでこういうことしちゃうんでしょうか。フォーラムの書き込みなんか見てても、みんなこの酷い作りのアップデータをどうにかして使おうとして、なんも悪いことしてないのに無限地獄に落とされて苦しみに苦しみ抜いているようですが…。

※後日追記:やはり、そのまま読み込ませただけだと、アルバム名だのスマートプレイリストだののメタデータがボロボロ抜け落ちだ状態になってしまうようでダメでした…。

んで、いろいろ調べたところ、結局現状では、Fat Cat Softwareというところが作っているiPhoto Library Managerというアプリを使うのが一番確実で手っ取り早いようです。

Fat Cat Softwareというところが作っているiPhoto Library Manager

 

使い方はいたって簡単で、新しいライブラリを作成して、そこに、TimeMachine内などに残っている元々のライブラリをマージするだけ。

iPhoto Library Managerを使ってiPhotoライブラリを復旧

ウチの500GBオーバのライブラリも、1.5日くらい掛けてきっちりと完璧に元の状態に復旧してくれました。

 

このアプリ、基本機能は無料なんですけれど、ライブラリの統合とかの作業をするには有償ライセンスを購入しなきゃならなくて、しかも29.95ドルという結構良いお値段だったりしますが、かなりきっちりとライブラリ復旧をサポートしてくれますので、ホントに困ってる人にとっては、それだけの価値は十分にあるかなと。

途中でハングしても、ちゃんとそういう状態を検知して何度でもリトライを掛けさせて、絶対に異常終了で終わらせないような仕組みも組み込まれてまして、時間さえ掛ければ必ず復旧できるようになってますし、重複(duplicate)をチェックする機能もあるので、万が一、誤って2重読み込みとかをしちゃっても大丈夫です。

ココらへん、超がつくくらいに適当にリリースして異常終了頻発させてるここ数年のApple純正アプリなんかの100倍気が効いてます。っつーか、素人が遊びで作ってるフリーウェアとかじゃないんだから、このくらいの仕組み普通に組み込んどけよって感じだったりもしますが…。

 

写真データって、

「無くなっちった」

では済まないもの、あると思うんですよ。

ウチの例で言えば、20代のころからの10年以上に渡るサーフィン系の写真データと、結婚〜子供が生まれてからの家族の全ての写真データが入っているわけで、データで持ってるからこそ昔のようにいちいちプリントしてないものをありますし、まあ、バックアップの生データはあるので、そこからイチイチ拾っていけば何とかなるといえばそうなんですが、

んな、5万枚近くもある写真、チェックできるかっつーの!

という感じでございます。

Appleの担当者がウチの自宅まで来て俺のかわりにチェックしてタグ付けとソート作業しろ。そしてその後腹切ってひと通り詫び入れてから◯ね。

 

今回のYosemiteのポンコツっぷりを見てても思うんですけれど、Apple、ヤバくないっすかね?

なんつーか、技術者だったら誰しもが必ず持っている「部外者=一般社会から見ると全くダメダメな、優秀な技術屋のアタシな部分」をときどき遠くでしかって良い風に使ってあげられるアナタが不在の、典型的な技術偏重ダメチームになりつつあるような気がするんですよね。

 

技術者がプライドを掛けて作り上げたモノに対して、ユーザ目線で

「こんなもん誰も使いたくねーよ」

とハッキリダメ出しして、それをそこから3段階くらいブラッシュアップしていくからこそ、技術の粋の集合を、ユーザが真に求める形に昇華させた素晴らしい製品というものが出来上がるんだと思うんですけれど、ここ数年のApple製品はどれもこれも皆、そういうレベルには遠く及んでない感じがします。

漢字Talk7時代から20年以上Macを使い続けてきまして、その間色々ありつつも、Apple製品は一貫してものスゴいスピードでどんどん良くなっていく姿を見せ続けてくれていたと思うので、こういうのはかなり悲しい気持ちにさせられますね。

2015年は是非とも、もっと頑張って欲しいものです。

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【雪もロケーションもサイコー】2014/2015シーズン初滑り@苗場、晴天2連チャンからの大雪パウダーで大満足

皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

さて、2015年最初のポストは、先日ポストした「2014/2015シーズン初滑り@苗場行ってみます」のご報告をさせていただきたいと思います。

 

いや〜、行ってきましたよ、苗場♡

マジサイコーでした。

 

シーズン序盤の12月下旬、2泊3日の家族旅行であるにも関わらず、メチャメチャ良い雪で滑りまくれちゃいまして、こりゃもう早めのタイミングでリピートしちゃうしか無いなと心の中では既に決定事項となっております。

 

【苗場マジサイコーポイント1:ゲレンデ目の前で家族も大満足】

2号館のファミリーツインというタイプの、更にゲレンデビューの部屋に泊まったんですけれど、これ、部屋とゲレンデの間が半端無く近くてマジサイコーでした。

ふと思いついて数えながら歩いてみたんですが、部屋を出てからエレベータホールまでが約10歩、ロビーフロアのエレベータホールからゲレンデ出口までが約30歩ということで、なんと合計40歩でゲレンデに出られてしまうという…。

2号館のゲレンデビュー部屋は第二ゴンドラ&第五高速&WHISTLER Cafeの目の前

部屋のちょうど目の前が第五高速リフト&第二ゴンドラ乗り場&WHISTLER Cafeでした。

 

部屋も結構広々で、洗面所もそれなりにちゃんとした感じ。

苗場プリンス2号館 ファミリーツインA

苗場プリンス2号館 ファミリーツインAの広い洗面台

 

お風呂は別に広く無いですけど、まあ普通に使えます。

苗場プリンス2号館 ファミリーツインAのお風呂

 

滑ってちょっと疲れたら、レストハウス行くより部屋に戻ったほうが近いもんで、食事も2泊3日の滞在中7食のうち半分以上の4食を部屋で済ませましたから。

ウチの嫁さんなんか、そもそも部屋でずっと過ごす覚悟で、各種食器類とかナイフはおろか、ご丁寧にテーブルクロスとナプキンのセットまで車のトランクに突っ込んで来まして、朝食後にひと滑りしたら、部屋に戻る帰りがけにホテルの下にあるピザーラでサラダ買ってきて、東京から持ち込んだパンとハムやチーズなんかでサンドイッチ作って、昼間っからビール飲み〜のシャンパンあけ〜ので、のんびり過ごして軽く昼寝なんかもしちゃってからおもむろにまた出てって午後のもうひと滑りという感じで。

苗場プリンスに東京から食器セットを持込

子供たちが疲れたり飽きたりしても、一瞬で部屋に戻れる(というか勝手に戻っててくれる)ので、お父さん的にもノーストレスで滑りまくれて大満足。

 

滞在が4Fの部屋だったもんで、ゲレンデを滑ってる姿がホテルの部屋からきっちりチェックできちゃいまして、部屋にいる家族にこんな感じのビデオまで撮って貰っちゃったりして。



まるでスローモーションの動画のように見えますが、別に速度はいじってません。単に足慣らし的に「ゆっくり大きく」を意識して滑ってるだけなんですけど……。

フロントサイドのターンで板が完全に流れちゃってますね……。体が開きすぎちゃってるせいでしょうか。重心も高すぎますし、【スノーサーフィン道:あしたのために(その1)】あたりを参照しつつ、もっときっちりと板に乗り込んで丁寧に回していくイメージを固めて、本格的なシーズンインに向けてフォームを修正していきたいと思います。

 

樹脂製のグラス類も忘れずに東京から持参しまして、昼も夜もゲレンデ眺めながらビール&シャンパン&日本酒で散々飲んだくれて参りました。

苗場プリンスで昼間から呑んだくれ

※シャンパンのボトルが横になっているのは、空になったボトルをだらしなく放置しているわけではなく、気密性の高いキャップをはめたら、飲みかけのボトルでも横置きして冷蔵庫に入れておけるかをチェックしているだけです。

ライトアップされる苗場プリンスを2号館ゲレンデビュー ファミリーツインAの部屋から

ライトアップされる苗場の第五高速リフト近辺

※そういえば、ちょうどこのとき「月曜から夜ふかし」の取材スタッフが来てましたが、何だったんでしょう?

苗場プリンスに月曜から夜ふかしの取材が

 

 

【苗場マジサイコーポイント2:雪がサイコー】

これ、十分過ぎるくらいに分かりきってたことなんですが、苗場の雪はマジサイコーでした。ゲレンデ最下部で標高900mは伊達じゃありません。

下の方でもそれなりの雪質ですけど、ゴンドラ乗って1,800m近くまで上がったらもうキュッキュ言いまくりです。

 

天気にも恵まれまして、初日が気温低めの晴天で、長男のスノボ足慣らし&長女にちょいと初スキーをやらせて、移動疲れもあるだろうということで、とっとと切り上げさせてお風呂に送り込み、お父さん単独で2号館正面の第五高速3本、第二ゴンドラ2本滑ってとりあえず満足。

2日目は、恐らく気温10度超えくらいのかなり暖かめの晴天で、とりあえず朝一発目にお父さん単独で5〜6本滑ってから、インナー代わりのパタゴニアのナノパフダウンセーターを脱ぎ捨て、第四ゲレンデで家族皆でスキー&スノボの練習。

ひと通り滑ったところで第二ゴンドラに乗って一気に頂上近辺へ。

苗場の第二ゴンドラで山頂近辺まで上がる

 

ゴンドラで上がった上にある筍平ゲレンデは初級者OKの緩斜面なので、ココで家族皆で2本ばかり滑ってから、コース脇のバフバフのパウダーエリアで子供たちを遊ばせつつ、(よく考えたら初めて)夫婦2人で滑ってみたりもしちゃったりして。

苗場第二ゴンドラ上の筍平ゲレンデのリフト

苗場題にゴンドラ上の筍平ゲレンデ

苗場題にゴンドラ上の筍平ゲレンデのリフトから下を見下ろす

苗場第二ゴンドラ上の筍平ゲレンデ脇の雪山で子供たちを遊ばせる

 

4歳の娘はこれが初スキーでして、僕が嫁さんのスキー板を借りて股はさみボーゲンで2本滑らせたんですが……。

これ、マジきつくないっすか……?

3本目はもう無理よ、っつーくらいに効いたんですけど……。

世のお父さんお母さんって、何気ないフリして結構スゴイことしてたんだなと感心させられちゃいましたが……。

 

ちなみにコチラが超久々のスキーの映像。多分高校卒業以来スキーは全く履いてないと思いますから、実に23年ぶりというコトになると思いますが、その割には「昨日も滑ったけど?」くらいの感じでそれなりに普通に滑れたような(ストックが無いもんで、タイミング取りのために変な上半身の動きをしちゃってる&変なステップターンみたいになってますが…。ちょっとやれば、まだまだ普通に滑れそうな気がします)。



板は嫁昨年末に嫁さんに買ってあげたSALOMON「24 HOURS LITE PRO」2013/2014シーズンモデル155cm。カービングスキーはちょっと乗っただけでも結構面白くて、やったらハマりそうな気はしましたが、ま、スノボの方が面白いかな。

 

3日目、最終日は打って変わって前日深夜から降り続く大雪。部屋で家族皆で朝食をとってから、それほど早くもない朝2くらいのタイミングでオヤジオンリーでゲレンデに出たんですが、第五高速にはまだまだノートラックのエリアがたくさん残ってまして、とりあえずココでひざくらいの心地良いパウダーを2本堪能。

その後第二ゴンドラに乗って上がりまして、コチラもこれまたノートラックエリアが十分に残ったMAX腰くらいのパウダー!!!



一昨年末ぶりのバフバフモフモフパウダーを、足腰立たなくなるまでタップリと食べさせていただきました(といーましても、所詮は40代のオッサンのシーズン初滑りですから、実際のところは、ゴンドラ2本、第五高速5本の合計わずか7本で完全にガクガクに言わされましたけど…)。

乗っているのはMOSS Snowstickの58PTという板。この板、昨シーズンの頭に購入したんですけれど、ちょうど昨年から長男がきっちりスノボをやるようになってきたこともありまして、実はバフバフのパウダーで乗るのは初めてだったんです。

昨年もコース脇に残ったパウダーなんかでは結構良い感じで乗れちゃってたもんで、正直言って、「そのくらいのゲレンデ脇的なのが一番あってる板なのかな」と思ってたんですが、今回のMAX腰くらいのバフバフパウダーの方が100倍調子良く、特に気張ったりしなくても、ピステンでリラックスしてグライドしてるのと全然変わらない感じでガンガンいけちゃって、

「マジでパウダーサイコー!」&「この板ホントサイコー!」

っつう感じでした。

ピンテールのルースな感じって、独特の味があって、コースや雪質とマッチすると絶妙な良さが味わえるんだな〜というのが、体ですっと実感できちゃった感じ。

 

【番外編:苗場マジサイコーじゃないポイント】

ここまでサイコーサイコー言ってますが、残念ながら、サイコーじゃないことも結構色々ありまして…。

 

まず、なんと言いますか、どうにも良い感じの表現が思いつかないので、思い切ってフォントを小さめにしつつストレートに言わせていただきますと、ホテルの従業員の方は、一部、ちとダメダメな感じの方がいらっしゃったような…

若いコは結構しっかりしてて大丈夫なんですけど、年配のオッサンとかは完全に、

もうこれどうなの?

って感じでした…。

 

到着早々に4号館フロント端のリフト券売ってるカウンターで、どんなリフト券があるのかとかリフト券売り場の場所とかを色々聞いたときも、若い子はちゃんと丁寧に対応してくれてましたが、50代半ばくらいのオッサンは、「そんなの苗場のジョーシキでショー」みたいな感じで、何言ってんのか全然分かんなかったし…。

4号館入り口脇の荷物のクロークでも、ゲレンデにどこからどうやって出るのか聞いたら、やっぱり年配のオッサンに、「そんなの聞かんでもわかるでしょー、ご自分で看板でもなんでも見てチョーダイよ」みたいな感じの対応されましたしね。

高校時代まではイヤっつーほどスキーしてましたけど、いっつも合宿合宿大会大会で、コッチエリアはせいぜいみつまたまでしか来たことなくて、当然苗場なんか来る機会もなかったですし、全然分かんないんですよ。スンマセンね。

 

バイトなのか何なのか知りませんが、フロント周りにあんなの配置してるからホテルが廃れるんじゃないかな、とか思いましたが。でも、フロントにわざわざあんなバイト入れるとも思えないんですが、まさかアレが正規職員だったりする…の?

ゲレンデ側のチケット売り場の若い子はとってもちゃんとしてたし、外国からのお客さんにもカタコトの英語で一生懸命対応してたりして、とっても良かったと思うので、とりあえずアッチとコッチを入れ替えることをエクストリームリーにリコメンデッドしておきたいと思います。

 

あと、部屋の冷蔵庫も何だかなという感じ。

これね……。

苗プリの冷蔵庫のめちゃくちゃな英語 「省エネスイッチ」

突っ込みどころ満載過ぎてどうしたら良いかよく分かんなくなっちゃうんですが、そもそも「省エネスイッチ」っつー日本語自体がどうなのという…。

何かを「省エネにするスイッチ」って、実際にあるんでしたっけ? そんな便利なスイッチがあったら、いっつもソイツをオンにしてけば宜しいのでは無いかと。

 

んでね…。

なんか冷蔵庫の冷えがあんまり良くないので、

「省エネスイッチがオンになってるからかね?」

ということで、コイツをオフにしてみたんですよ。

そしたら、更に効かなくなって、というか、全く冷えなくなっちゃったんです。数時間たったら完全に常温ね。昼にこのスイッチオフにして、夕飯前に一杯やろうと思って冷蔵庫からビール取り出したら超ぬるくなっててメチャメチャ不快だったよ。幸いなことにゲレンデまで40歩だから、雪取ってきて冷やしたらあっという間にまた冷えたけどね。

 

んで、よく見たら、英語の方、

”POWER SWITCH”って書いてあるジャン?

これ、「省エネスイッチ」じゃなくて、単なる「電源スイッチ」なんじゃ無いんでしょうか…? そりゃ、オフにすりゃ冷えなくなるよね。

…バカなの? ニホンゴワカリマセンカー?

まあ、僕も、上はニホンゴの「省エネスイッチ」を読んでおきながら、下はエイゴの”ON”/”OFF”の方を読んでるんだから、こっちもこっちでアレなのかも知れませんが、何せ下のニホンゴの方は、「運転」と「省エネ」でしょ?

『省エネスイッチを運転にする』と、『省エネスイッチを省エネにする』って、どっちにするとどうなるのか、いくら考えてもどうしても分からなかったので、思わずコッチはエイゴの方を読んで、「あ、省エネスイッチをオフにしてみれば良いのかな」とか思っちゃいまして…。

 

その他にも、クリスマスプレゼントで娘にあげたアナ雪のダウンベストにバスルームで防水スプレーかけて、その直後がチェックアウトだったもんでバスルームに掛けたまま忘れてきちゃったんですけど、東京から嫁さんが電話で問い合わせたらあっさり「アリマセン」とか即答されて、嫁さんも僕も、間違いなくバスルームに置いてきたの分かってたんで、もういっぺん今度は僕が電話掛けて強いトーンで「絶対にあるはずだからちゃんと探してくれ」って言ったら、すぐに折り返しでかかってきて「アリマシタ」って…。

 

別件で、コネクティングルーム(4人部屋+2人部屋がつながってる部屋)の一泊正規料金を問い合わせたら、「58,628円です」って言われまして、「へー、思ったより安いんだな〜」と思って、その後ホームページを見たら「117,255円」って書いてあって…。

おかしいなと思って再度問い合わせたら、「コネクティングのうちの1部屋分の料金をお伝えしました。2部屋セットしか予約できないので、実際に泊まる際には117,255円お支払いいただくことになります(『当たり前でしょ? 何が疑問なワケ…?』 みたいな口ぶり)」とか言われまして…。

コレはちょっと(というか、かなり)分かりづらいのでは? と思ったので、「それ、初めて泊まるお客さんとかだと58,628円で泊まれると思っちゃうかも知れないので、もう少し説明を付け加えるようにした方が良いような気がしますよ」とコメントしたら(オッサンはこういうトコロが嫌われるんでしょうが)、

(半笑いで)「あ〜、もしかすると、そういう勘違いをされちゃう方も”中には”いらっしゃるかも知れませんね〜(『そんなアホンダラ、オマエくらいだろうけどな』という心の声が確かに聞こえたような…気がしましたが…。被害妄想かな…?)」

とか言われちゃったりして…。

100人中99人には正しく伝わったとしても、1人に正しく伝わらなかったら、今後のためにその部分を改善しておくのが「お仕事」っつーもんの基本だと思ってましたが、齢40過ぎにして久々に目からウロコ落ちまくりの衝撃体験をさせていただきました。ありがとうごぜーました。

 

貴ホテルに於かれましては、ここらで、サービス業の何たるかを、現場から経営層まで一緒になってもう一度考えなおしてみたほうが良いと思いまーす。

 

何か【サイコーじゃないポイント】の方が長い感じになってきちゃったので、今日のトコロはこんなもんで勘弁しておいてあげたいと思います。でも、このアタリ差っ引いても、ロケーションと雪質だけで十分に合格点が出せると思うので、今後も苗場は安泰なんじゃないかなぁ。

僕も是非もういっぺん行きたいと思ってますしね(これは嫌味じゃなくて、ホントに、今シーズン中にリピートするつもり)。

 

帰りも関越では大した渋滞にもハマらず(練馬〜都内環八ではきっちりハマりましたけど)、とりあえずのところはまずまずのシーズンスタートを迎えることができたいのでは無いかと。

苗場の新雪に埋もれるダッジマグナム2

一晩降り続いた雪のお陰で、駐車場の愛車・マグナムちゃんは完全に雪に埋もれてました……。

苗場の新雪に埋もれるダッジマグナム1

 

次はどこ行こうかな…。

今回あんまりにも楽しかったもんで、もう、すぐにでも行きたいとこなんですが、まあ3連休はとりあえず南方面でサーフィンかなと(初乗りは1月2日に完了済み。霜の降りた鵠沼で入ったんですが、珍しくそれほど混雑もなく、セット胸くらいのクリーンな波で楽しませて頂きました。ありがとうございました)。

天気図マメにチェックして、間隔の狭い等圧線が日本海側の海岸線に対して垂直に立ったような、いかにも大雪が降りそうな日を見つけて、湯沢中里アタリでも狙ってみましょうかね。

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