MacBookのSSD化と内部掃除とメンテナンス(前編)

最近うちのMacBook(Late2007)が
何だかちょっと調子が悪くって、
正直「買い換えちゃおっかな」とか
考えていたんですが、せっかくやった
メモリ増設
から、まだ半年も
経っていないので、正直悩んでたんです…。

メモリ増設後、中々調子が良くなったと
ご満悦だったんですが、それでもなんだか
もっさりとしている気がして、
熱も持ちやすかったり、突然syslogdが
ものすごいCPU使用率になったりと、
ハード/ソフトとも、何だかどこかに
問題が有りそうな感じがしてまして…。


で、ふとAmazonをチェックしていたら、
SSDが随分と安くなっていることに
気がつきまして…。

Crucialの128GBのものが8,000円位、
256GBでも16,000円位と、相当お手軽な
価格になってるんです。


ちょっと話はそれますが、ボクはその昔
某社でシステムの営業をやってまして、
メインフレームをメインに扱っていた
時期もあるんですが、SSDというのは、
メインフレームで言えば「電子ディスク」
という、超高級品なわけです。

CPUのキャッシュと磁気ディスクの中間に
位置する様な装置で、高い性能が必要な
ごく限られた処理のためだけに入れる
「ぜいたく品」でして、当時は価格も
数百MBで数億円とか、そんなもんだったと
思います。

メインフレームの構成品とPCの構成品では
品質などの面を含めた「もの」が全然違うので、
価格が違うのも当然なんですが、それにしても、
半導体系の部品が128GBで一万円しないとは、
スゴイ時代になったもんです。


で、話を戻しますと、SSDが安くなってるんで
この機会にHDDをSSD化して、内部も掃除して、
システムもちょっとメンテナンスしてしまえば、
メモリも増設済みなわけだし、Late2007モデルの
MacBookとはいえ、まだまだ現役で使い続け
られるかな、と(仮に新しい機種を買うにしても、
このくらいやっておくと、リビングとかに置いておく
サブPCとしても、安心して長く使えるような
気がしますし)。


早速AmazonでSSDを手配。

容量はちょっと悩んだんですが、外付けの
HDDも何台も持っているし、今回は256GBも
いらないかな、ということでケチって
128GBの方にしておきました。

ついでに、HDDを交換する際に必要になる
星型のT8のトルクドライバも手配。

ちなみに、このT8のネジは、2008年モデル
あたりからT6に変更になっているようなので、
MacBookのHDD交換をされる方は、
ご自分のモデルに必要なドライバのサイズを
確認してから購入されることをオススメします。


やることがいっぱいあるんですが、
以下の様な手順で進めることにしました。

(1)syslogdのCPU問題の解消
(2)HDDのSSD化の準備として、バックアップ取得
(3)MacBook内部の掃除
(4)HDDのSSD化+リストア



まずは「(1)syslogdのCPU問題の解消」からです。

Google先生に頼って調べてみると、どうも
syslogdがアクセスするasl.dbというファイルが
肥大化するとこういった問題が起きることが
あるらしい、ということが判明。

とりあえず、ディスクユーティリティを使って
ディスクのチェック、アクセス権関係の修復を
した上で、asl.dbの対処をしてみました。


具体的には、ターミナルから

sudo launchctl stop com.apple.syslogd
sudo rm /var/log/asl.db
sudo launchctl start com.apple.syslogd

とやって、syslogdを止めてから、
/var/log/にあるasl.dbを削除して、
syslogdを再起動すればOK、ということ
だったんですが…。

どうも上記のはLeopardの場合らしく
SnowLeopardで同じ事をやると、
「/var/log/asl.dbが無いよ」的な
エラーになります…。

で、もう少し調べてみたところ、
SnowLeopardではフォルダ構成が
変わっていた様で、

sudo launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist
sudo mv /var/log/asl ~/
sudo launchctl load /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.syslogd.plist

という感じで/var/log/aslを移動して
みたところ、今度は問題なくできました。

お陰でとりあえずsyslogdのCPU使用率が
異常に高くなる問題は無事解消できたんですが、
それでももっさりとしているあたりは
あまり変わりが無かったので、SSDが
届くまでの間に、引き続いて
SSD化の準備と掃除を進めます。



「(2)SSD化の準備としてのバックアップ取得」

バックアップといっても、OS Xの
バックアップはタイムマシンで取得して
いるものをそのまま使うので、実際に
やることはありません。

で、うちの環境はBootCampで
WidowsXPを入れてあるので、こちらの
バックアップだけ取得することに。


バックアップに使用するのは
Wincloneというフリーソフトです。

最新のVerはフリーでなくなって
しまったようですが、古いVer2.2が
コチラからダウンロードできます。


早速バックアップを取得。
winclone.jpg
1時間位はかかると思います。
HDDを取り外してしまうことを考慮して、
タイムマシンの領域なりにバックアップを
作成しておくと良いと思います。


ちょっと長くなってきたので、
(3)MacBook内部の掃除
(4)HDDのSSD化+リストア
は後編で、ということで
(その後の都合で、
 MacBook内部の掃除が中編
 SSD化が後編ということになりました)。



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2 Responses to MacBookのSSD化と内部掃除とメンテナンス(前編)

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