禁煙と精神的依存と動作の習慣

ものすごく唐突なんですが、
アテクシ今、禁煙してます。

で、結構「これは!」と思うような
禁煙方法を発見した気がするので、
ちょっと共有しておこうかな、と。


先ず最初にボクの禁煙履歴を
ご説明しておきますと、


【第一回禁煙】
時期:2003年頃~1.5年間位
背景:親族で付き添いが必要な状態で
   長期入院(実は肺がん)している
   人がいて、病院だとなかなか
   タバコも吸えないし、良い機会だから、
   ということでやめてみました。
禁煙方法:ニコレット
その後
  :ニコレット自体は万能薬では
   無いですが、確固たる理由や
   意志がある方が禁煙をするには
   なかなかありがたい薬です。
   でも、仕事で飲みに行くたびに
   貰ったり勧められたりしているうちに
   いつの間にかニコチン中毒に戻りました。
   振り返ってみれば、
  「別に死んでも構わないぜ」的なことを
   考えている人間には、なかなか
   タバコはやめられないかな、と。


【第二回禁煙】
時期:2010年頃~数ヶ月位
背景:チャンピックスが猛烈に
   効果がある、という話を聞いて、
   ついでにタバコの値上がりもあって
   この際やめてみるかということで。
禁煙方法:チャンピックス
その後
  :数ヶ月で断念。
   チャンピックス自体は強烈に
   効果がある薬で、飲み始めた
   その日からタバコが吸いたく
   無くなります。
   しかも保険が効くので費用も
   ほとんどかからず、近所の
   禁煙外来をやっている病院を調べて
   行けば、その日から禁煙できます。

   が、結局ただそれだけなのかな、と。

   僕自身、「タバコは嗜好品の一つ」
   みたいな考え方でして、正直言って
   止めたくなかったんだと…。
   そういう状態の人は、結局のところ
   「息抜き」欲しさにリバウンドします。
 

【第三回禁煙=今回】
時期:2012年初夏~
背景:自分は死んでも構わないけれど、
   家族のために最低でも10年後位までは
   医学的に健康な体でいなければ
   いけないという非常に特殊な事情が
   生まれたので。
禁煙方法:チャンピックス(前回のあまり)
その後
  :とりあえず、前回余っていた
   チャンピックスを一週間位
   飲みました(本当はこういうことを
   してはいけないんだと思いますが)。
   で、その後一週間位は別に大して
   タバコを吸いたくも無いんですが、
   もうチョットすると、徐々に
   「口寂しさ」「息抜き欲しさ」が
   出てきます。
   これはニコチン中毒ではなくて、
   「精神的な依存」だと思いますね。


というところが現在の状況です。

こうやって振り返って整理してみると、
禁煙の成否というのは、
「ニコチン中毒を乗り越えた後の
 精神的依存への対処」
がポイントなのかな、と。

ここをクリアできないと、結局のところ
再び喫煙の世界に戻ってきてしまうという
気がします。


で、今回発見した「コレは!」という
禁煙方法なんですが、これは上記の
「精神的依存」に効果のある方法の
一つかな、と。

どうやるかと言いますと、ズバリ
「タバコを吸っているふりをする」んです。

実際のタバコを手にして(コレは思わず
吸ってしまうというリスクもありますが)、
箱から出し、火を付けるふりをし、
口に加えて深く煙を吸い込み真似をし、
深く煙を吐き出すふりをし、そして
何度かそれを繰り返したあとで
タバコを消すふりまでします。

これ、冗談の様ですが、本当に効きます。
きっとボクの脳みそが
「タバコ吸って息抜きしたよ」
という風に感じてくれているのでは無いかと…。

「息抜きがしたい」という精神的依存には
その動作を伴って実際に「息抜き」を
させることでしか対処できないのでは無いか、
という辺りから考えてみた方法なんですが、
ホントに何だか効く気がするんですよね。

こういうのってなかなか「実験」は
難しいんだと思うんですけれど、
禁煙外来をやっている病院などでも
もっと色々調査研究してみる価値の
あることだと思うんですけれど…。


ちょっと今まで書いたことが無い様な
ネタを唐突に書いてしまいました…。

まあ、もうすぐ40歳にもなろうかという
年齢にもなって来ましたので、ブログに
書くことも色々と変わっていくことも
あるかな、ということで…。

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1 Response to 禁煙と精神的依存と動作の習慣

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