スペイン バルセロナ、ガウディ建築訪問の第二弾は、サグラダ・ファミリアです。
バルセロナ滞在の5日目、昼12:00入場、12:45に生誕のファサードのタワーに入れるチケットを予約。
11:30過ぎに現地到着しましたが、12:00入場の列はすでに百人以上は並んでいて、(多分)先頭は入場開始もしているようでした。でも、入場は、セキュリティチェックがあるだけで、それを越せば、その後は特に並ぶところもないので、それほど待たされませんでしたけどね。
(生誕のファサードを外から)
(受難のファサードを外から)
目の前に行ってみると、想像してたよりもかなり大きいです。なんとなくですが、大聖堂って、高さ100m前後くらいのが多いのかな、と思うのですが、サグラダ・ファミリアは172mあるんだそうで。
建物の内外には、様々な彫刻が施され、それぞれが、聖書の各種エピソードに沿ったものになっています。キリスト教徒の方々は、こういったものに小さい頃から慣れ親しんでいる分、それらが何を現しているのかなどがすぐに分かるのだろうなと。
(受難のファサードの「十字架磔刑」と「キリストの昇天」)
(受難のファサードの「鞭打ちの刑」)
(ロザリオの間の彫刻)
内部のステンドグラスは、やはり圧巻でした。
大聖堂とステンドグラスは切っても切れないくらいセットな感じがしますが、サグラダ・ファミリアのステンドグラス、本当にきれいです。
少し日が傾いて来たタイミングでの、その方向からの光の感じがとても素敵です。この日は確か日没が21時くらいだったと思うのですが、午後〜夕方の時間に行ったら、もっときれいだったと思います(写真は昼の12時過ぎです)。
オレンジや黄色の暖色系の光に、緑や青の寒色系の光が混ざり合って、内部の白い壁面や天井を照らし出す姿は圧巻です。
サグラダ・ファミリアの内部で、もう一つ、とても美しいなと感じたのが、こちらの柱。
「樹木のような柱」というもので、その名の通り、樹木のように上部が枝分かれして、ヴォールト天井を支えています。
必要となる耐荷重に合わせて、数種類の太さと材質を使い分けているのだそうで。
その後、生誕のファサードのタワーに上りました。
12:45の予約でしたけど、なんとなく12:30過ぎに行ったら、そのまま列に並べて上れました。このあたり、どこもざっくりしてます(が、時間を過ぎると入れてくれない、という話もあるみたいなので、基本的には時間は厳守で行ったほうが良いと思います)。
タワーの上部から、更に上部の建築中の箇所を見たり、周辺を見たりしながら、最終的には螺旋階段で降りてきます。なんというか、「タワーそのものを、内外から実際に見る」という要素と、「高いところから色々見る=展望台」という要素がミックスされているのかなと。
(ガウディ広場を見下ろします)
帰りは螺旋階段。結構長く、高く、ちょっと怖いと思う人もいるかも。
(カメラを上に向けて撮影してみました)
こんな隙間を人間が通れるわけはないのですが、息子はちょっと怖いと言っていました。確かに、体を棒のように一直線にすれば、通れないこともないかも?
出口のあたりには、模型や解説が展示されているエリアと、おみやげショップがありました。
おみやげ屋さんでは何も買わなかったんですが、せっかくだから何か買えばよかったかな。
(こちらはTシャツ。帰ってきて写真を見ると、結構いい感じだったかな、買えばよかったかな、とかとも思います)
そういえば、カサ・バトリョとサグラダ・ファミリアは、チケット予約して中も入ったんですけど、カサ・ミラは、前を通りかかったときに1階のおみやげショップだけ覗きました。
(カサ・ミラで見つけたガウディ建築の本 日本語版。おみやげに買いました。結構面白いし、20ユーロくらいだったかな? そんなに高くなく、いいおみやげになったと思う一つ)
(指輪。これは買いませんでした)
中を見てない分、元気いっぱいで、じっくりおみやげを見ることができて、これはこれで良いやり方だったかも(中も見ろと)。
(カサ・バトリョで売ってた、ガウディ デザインの「夫婦の椅子」。こちらは、買いたかったけれど、結構良いお値段だったので諦めました。100ユーロの後半くらいだったかな)
続きます。