【春なので♡】自転車用のリアカーヒッチ(トウバー)を自作してみました

以前にコストコで買った折り畳みワゴン、家族で車で遠出した際なんかに荷物を運ぶのに結構重宝してます。

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折りたたむとかなりコンパクトになるので、車に積んでおいて、こんな感じに、出先の駐車場から目的までの間、荷物や子供たちの自転車を積んでちょっとした距離を楽に移動したり、

コストコの折りたたみワゴン1_[0]

場合によっては子供そのものを積んだりもしてます(この使い方は本来の使い方ではありませんので、あくまで自己責任で…)。

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で、せっかくだから、自宅周辺でももっと機動性を上げるのに活用してみたい、ということで、

自転車でワゴンをリアカーとして

牽引できるように、自転車用の

ヒッチ(トウバー)をDIYで自作

してみました。

エレクターで自転車用のリアカーヒッチ作成

 

材料はこんな感じ。基本的には、ヤザキのイレクターの部品をそのまま使って作ってます。

【使用部材】
1.Φ28メタルジョイントHJ-7 S 2個 1,302円
2.Φ28プラスチックジョイントJ-110A S BL 2個 84円
3.Φ28パイプH-580 BL (カット売り・58cm) 1本 261円
4.Φ28パイプH-160 BL (カット売り・16cm) 1本 104円
5.   20mm長のM4ボルトスペーサーと30mm長位のM4ボルト、1cm幅くらいのベルクロテープ50cmくらい

※3と4はイレクターの製造元の矢崎化工のオンラインショップでカット売りしてもらえます。3は自分の自転車のサイズに合わせてカットしてもらうと良いと思います(パイプの両端につけるジョイント金具分の長さが各5cm弱くらいあるので×2で10cm。コレを差し引いて、大体シートポストから後輪後端までの長さマイナス7〜8cmくらいの長さでカットしてもらうと、ちょうど良いのでは無いかと)。

 

【作り方】※あくまで自分用として自作してますので、自作してみる方は自己責任でお願いします。

(0)2個あるメタルジョイントHJ-7 Sのうちの1個はワゴンの引き手とつなげる部分にするので、「自由にするする動く」関節状に改造します。

エレクターの角度調節ジョイントをM4ボルトで可動部化

写真左側の銀色のネジの部分が交換した部分。角度調節用の関節部で、もともとはM6径のボルトが使われていて好きな角度に固定して使うんですが、この部分のボルトを抜いて、下記のM4用スペーサー(長さ20mm)とM4ボルト(最低25mmくらいの長さがあればOK)に入れ替えます。

M4スペーサーとM4ボルト

M4スペーサーとM4ボルト

そうすると、ジョイントの関節部が、こんな感じに自由に動くように改造できます。

エレクターの角度調節ジョイントをM4ボルトで可動部化

 

検討や改造が必要だったのは上記だけで、あとはもう淡々と部材を組み上げるだけ。

(1)58cmのパイプの両端にメタルジョイントHJ-7 Sを取り付ける。

(2)上記(1)の片側のメタルジョイントを自転車のシートポストに取り付けて固定。もう片方(こっちが改造した側で自由に動く)には16cmのパイプを通す。

(3)16cmのパイプの両端にプラスチックジョイントJ-110A S BLを取り付ける(蓋)。

(4)16cmのパイプと折りたたみワゴンの引き手をベルクロテープで固定。

折り畳みワゴンの引き手との接続

(5)自重でパイプが落ちてこないように、ベルクロテープでシートとパイプを適宜固定(角度調節可能なメタルジョイントはかなりしっかりと固定できますので、コレをやらなくても大丈夫そうな気もしますが、念のためということで)。

マウンテンバイクのシートポストとの接続部

ちなみに、シートポスト径には何種類か規格がありまして、27mm強(確か27.2mmとか)ちょいの規格だったら、今回選定した28mm径のイレクターでほぼドンピシャです。

もう少し太いシートポストの場合には、イレクター側も32mm径と42mm径のものがありますので、これを使ってウレタン板などで適宜フィット感を調整すれば大丈夫なのでは無いかなと。

 

これだけです。15分くらいでできちゃいました。

折り畳みワゴンをマウンテンバイクで牽引

エレクターで自転車用のリアカーヒッチ作成

 

早速試運転。



元々のワゴンの良さ(タイヤが太くて走行性能が非常にしっかりしている点と、引き手が360度自在に動く作りになっている点)のおかげもあると思うんですが、自作したヒッチとワゴンの引き手の組み合わせが全くカクつくこと無く自由に動いて、想像以上にスムーズです。

あまりスピードを出したりすると危ないかも知れませんが、普通に中速くらいでクルージングする分にはガタツキとか横転とかの心配も無さそうで、近隣の公園のみならず、15分や20分くらい掛けてちょっと離れた場所までのお出かけでも充分イケそう。

 

自作の自転車用キャリア(リアカー)がこんなに簡単に作れるとは思ってませんでした。

これから良い季節が続きますので、子供用自転車とか各種遊具、お弁当、ピクニックシートなどをこれに満載にして、色んなところに家族でお出かけしてみたいと思います。

これだけ積載量がアップすれば、お父さんのスケボーも積めます♡



その後、16インチのBMXでもやってみたので、興味がある方は覗いてみてください。

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4 Responses to 【春なので♡】自転車用のリアカーヒッチ(トウバー)を自作してみました

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  3. たろう says:

    はじめまして。参考にさせていただいております。非常に良いアイデアですね。作成したのですが、M4のナットですと金属ジョイントの穴より小さく抜けてしまいますが、M4で間違えないでしょうか?
    教えてください。

    • うー says:

      コメントありがとうございます。
      作ったのが結構前だったので、ちょっと記憶が定かじゃないのですが、M4用の「スペーサー」という、筒のような形状の物がありまして、それを使ってスムーズに可動するようにして作った記憶があります。なので、ジョイントの太さに対しては、M4ボルトそのものの太さではなく、スペーサーの太さがちょうど良いくらいの太さになっているのかなと。
      これを使ったか今はもうわからないんですが、こういうの https://amzn.to/3zDCy1A です。
      例えばこれは外形が6mmで内径が4.5mmとかになっていて、M6のネジのスペースにこれを通すことで、M4のネジがスムースにくるくる可動するようは関節をつくることができます。

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